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知覚の降り立つ場

 

「五感なんてくだらない。ぼくたちにはナンバーのあるだけ感覚があるんだ。」

 

「観察なんて時代は終わったんだ。 構築するんだ。」

 

「人間の頭の内側とその人の存在する環境は等しい。」

 

「意識とは「躊躇」の別名。」

 

 

荒川修作は、難解な言葉、意味深な言葉を、たくさん残してくれました。国内に3箇所、知覚の変容が体験できる施設を残してくれました。荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所、そして関西大学他で研究が続けられています。

 

荒川さんの残したその言葉は、ボディワーカーにとって、無意識の知覚に触れる言葉でもあります。その言葉を目を閉じて、深い意識で感じていると、ふと、言わんとしていることが知覚に降りて来ることがあります。それはなかなか説明の難しいことですが、確かに今ここに降り立っているのです。ロルファーになって、自分の身体にも様々なものが降り立つようになってきたような気がします。