あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 

昨年、僕は静かな中でしたが、内面的には激動の年でした。

今年は酉年、今年は外へと動いていきそうな気がしています。

 

さて毎月神社へ出かけますが、神社に毎月置いてある「生命(いのち)の言葉」というのがあります。

 

1月のを紹介します。勇気と努力があれば、大空の高嶺にも登れる。そんな意味のようです。

 

さて、今年はどうな風に動いていくのでしょうか。

 

 

 

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10シリーズレポート【セッション1】Oさん

施術後2日経ってみて感じたこと。


施術後に一番調子が良くなったのは後頭部。
ここの所ずっと重かったのが全然感覚がなくなりました。
あと鎖骨周りもずいぶん軽くなりました。

1回目のテーマは呼吸とのことでしたが、
呼吸は元から自分で確認するのが得意ではなく、
意識すると逆に詰まってしまうような感じになることが多く、
施術後もなんとなく胸でつかえなくなったかな、ってくらいで
自分であまり差を意識することは少なかったです。

翌朝、起きたら後頭部と肩ががまた固くなっていたのですが、

いつも朝するエクササイズと共に、みるみる肩が緩まっていくのでちょっと感動しました。
後頭部も比較的楽になりました。
体の可動域が変わったということはないのですが、

体全体のこわばりは減ったように思います。
さほど強い痛みではないのですが、肩甲骨同志の間の部分に、

ぴきっとくる感じの痛みを感じていて何か背中で変化している気がします。


立ち方は普段よりまっすぐに立てているような気がします。元からなるべくまっすぐ立つようにしているのですが、施術後は意識しなくても真ん中に立っていることが多いです。

足の長さの違いもあまり気にならなくなりました。 

 

足に関しては、骨盤がまっすぐ前を向いてないというか、右足の方が前に来てて、左足が後ろに来ているような気がします。足のバランスが良くなったら、前よりそこが気になりだしました。

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10シリーズレポート【セッション2】Oさん

こんばんは。

昨日のセッションの帰り道、歩く時の感覚がいつもと違って歩くのが大変でした。

セッションの時に足裏の地面の着き方を教えてもらいましたが、

自分の感じている感覚でいうと、昨日の帰り道は左足をつくたびに

左足首から外側に回っていく感じがしてまっすぐ歩きづらかったのです。

見たところ自分の足はまっすぐ向いているのに不思議な感じでした。

これがボディイメージというものでしょうか。

 

私は、以前から左の足首から下が内側を向いていて、

それがまっすぐを向くようになったのが、そういう風に感じるのかもしれませんが、

右側にかばんを持っていたせいか

右足はまっすぐな感じで、松葉杖みたいに支える感じで、

左足だけ(感覚でですが)足が悪い人が歩いてるみたいに足首の外側に折れる感じで

これは初めての感覚でした。

 

それ以外では前より肋骨が伸びるようになって、

体が前より反ることが出来るようになりました。

あと、今日はおしりの肉が何もしてなくてもすごく筋肉痛でした。

ただ、前より柔らかくなったような気がします。

 

ワークしたのは足だけだったのに不思議です。

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10シリーズレポート【セッション3】Oさん

セッションの帰り道は、目に入る視界がよく見えました。

 

目が良くなってもいたかもしれないし、

視力という意味でなくていつもより立体的に見えるし、

遠くから近くまでいっぺんに見えるというか、まぁ、楽しかったです。

 

元々その日疲れてた日だった事もあったせいかもしれませんが、 セッションが終わった後、ちょっと疲れてました。

 セッション終わってすぐにお尻の深い所が痛くなりました(笑)

 

自分の身体で発見した事を書いてみます。

・身体が上に上がり易く下の意識が無くなり易い体ということに気が付いた。

・一度視界を広く持つようにしたら、重心が下がりました。(物の見方の問題?)

・動いたりする時に身体の上半身と下半身が繋がってないように感じるときがある。

 

自分の体のこと、色々な気付きやすくなってます。

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10シリーズレポート【セッション4】Oさん

今回の施術後すぐは、足に起きたあまりの変化にビックリしてしまいました。

 

自分が思っていたまっすぐと実際のまっすぐとが違い、私のボディイメージがこうも違っていたのか、面白かったです。

その後徐々に慣れ、帰っている途中も特に問題なく無事に帰れました。

 

今の時点で感じているのは、昨日足をやってもらいましたが、

意識しやすくなったのは胸の感覚です。胸が引き上がった感覚がします。それと、今朝起きてみたら、お尻が柔らかくなっていました。

 

 

今回の気づきとしては「左足の甲の向き」です。私、以前から左足だけ足の甲が外に向きやすかったのですが、屈伸をするときなど外に開かないと曲がらない時もあります。セッションが進む中で何か気付きが変化に繋がるといいと思っています。

 

あとイスに座ってやるベンチワーク。あまりうまくできませんでしたが、「後ろに向かって押し返す」のではなく、「上に向かって背骨を起こしていく」感覚的にもう少し掴めていけたらと思います。

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タンゴセラピー

タンゴセラピーは、昨今、ユネスコ世界無形文化遺産であるアルゼンチンタンゴを踊る事で、 心の安らぎと身体の健康を取り戻す役割が期待できるとして、高齢者やうつ病、不安症の 方々の間で世界的に広がりを見せております。触れ合いが生まれると、 脳から幸福ホルモンと呼ばれるオキシトシンやセロトニンが分泌され、精神に安らぎを もたらし、心臓や脳、ホルモンのバランスを保つことに役立つと言われております。

 

また2009年8月、ワシントン大学 医学部の研究で、リズムと共に様々な方向に足を 出すタンゴ独自のステップが、他のどのエクササイズよりもパーキンソン病患者に 見られる体のバランスが取りにくくなる症状を改善させることができるという研究結果が 発表されました。イギリスでは、タンゴの基本ステップをリズムと呼吸を使いながら 反復運動することで、アルツハイマー型認知症患者の記憶力向上、また進行を遅らせる 効果があるとして役立てられています。

 

母の入院により、知った老人ホームの現状ですが、薬とレクリエーション、PTによる運動指導、趣味講座。

以前ブログで書いたアメリカの老人ホームの楽しげな様子、日本の老人ホームの静かさに何かインパクトを!何か心を動かすようなもの。パッションの動くようなものがないものか、日々思っていました。

 

タンゴセラピーは、自分も楽しめる新しいタイプのボランティア参加の機会として今後の展開に期待しています。私自身もタンゴセラピストとしていくつかの施設にて活動しています、笑。活動の様子はまた機会を見てレポートしていきたいと思います。母の病院でも開催できるか聞いてみようと覆います。

 

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メンテナンスセッションの感想【30代・会社員】

今日はありがとうございます。

 

今日は久々にテツさんのところに伺ったら、

結構、変化がはっきりとわかったので仕事の合間ですが、感想書いてみました。

 

 

今日伺った帰り道、歩いている最中も頭の中がふわっとして、 子どもの頃に戻ったような感覚がありました。体もポカポカしてきて、たとえるなら、 綺麗な服や小物とかとにかく「いいものを買った日」のような、 嬉しい感じ・幸福感が出てくる気がしました。

 

 

 

あと、鏡で見た時、自分の顔つきが穏やかになった、

「あ、自分が、こういう顔ならいいな」 って思えるような顔になっていました。

 

 

 

どこが変わったのかはよくわからないのですが、行く前と全然顔つきが変わります。

そして、 終わったあとに髪の毛もつるっとまとまってたのがちょっと不思議 でした。

 

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橋・繋がり

古宇利島は、沖縄本島北部にある屋我地島の北に位置し、今帰仁村に帰属する有人島。離島ならではの美しい海や「沖縄版アダムとイヴ」と呼ばれる伝承があることで有名です。

 

こんな話です。

 

昔、古宇利島に空から男女二人の子供が降ってきた。彼らは全くの裸であり毎日天から落ちる餅を食べて幸福に暮らしていた。最初はそれに疑問を抱かなかったがある日餅が降らなくなったらどうしようという疑念を起こし、毎日少しずつ食べ残すようになった。ところが二人が貯えを始めたときから餅は降らなくなった。二人は天の月に向かい声を嗄らして歌ったが餅が二度と降ってくることはなかった。そこで二人は浜で生活するようになり、魚や貝を捕って生活と労働の苦しみを知り、ジュゴンの交尾を見て男女の違いを意識し恥部をクバの葉で隠すようになった。この二人の子孫が増え琉球人の祖となった、と云う神話です。

 

本当に、アダムとイブのような話ですね。橋のこっちと橋の向こうでは、空気感が少し違ってました。橋は別世界を結ぶものらしい。さて、昨年、古宇利島へ向かう橋を渡ってた時にふとデジャブ感がして、記憶を辿ってみると、思い出した!セブンマイルブリッジ。

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ぎょうざ好きのてっちゃん

 

 

「まったく、てっちゃんはへりくつやねー」とおかあさんはいう。

「だってさーそんなんじゃないよー。」

「だって俺は悪くないよ。」

「お母さんだって、たまに、屁、するじゃーん!へーりくつやーだよ」

言葉を言葉通り受け取って言葉のあげあしを取るのが得意なてっちゃん。

 

何才の頃かわすれたけど、

これはてっちゃんが小さい時の話だ。

てっちゃんは、川岸の原っぱに寝っ転がっていて、

空を見ているのが好きだった。

遠くに電車の橋があって、電車が通ると、

ガタンゴトンと連続して音がした。

 

電車によって音が違う。

ロマンスカーは音が違うんだよ。

てっちゃんは世紀の大発見!だと思ってお母さんに伝えても、

そうなの、今忙しいからって聞いてはくれない。

お父さんもおかあさんもお店で大忙し。

つまんないなー。

 

お店の子だからしょうがない。

子供ながらに思っていたのでしょう。

大人になっても僕はお店やさんには、

絶対にならないようにしよう。 そう思ってました。

 

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ぎょうざ好きのてっちゃん 2

ある日てっちゃんは友達たちとザリガニ取りをしていました。

少しづつ上流に向くと大きなザリガニが取れ出した。

ん、これは大きな川には、

大きなザリガニには親分がいるに違いない!

とてっちゃんは思いました。

そして、友達と相談して

ザリガニの親分をやっつけようということになり、

川を上っていくことになりました。

 

ザリガニの親分の基地を探しに出て、

川を辿っていき、大きな川の側までやってきた。

友達たちは小さな川より向こうは行っちゃいけないって、

お母さんに言われていたから一緒にきません。

 

でもてっちゃんは全然平気です。

だって川が俺を呼んでいるんだよーとか、

なんか理由をつくって

裏山で拾った木の枝の刀をもって大きい川の方へと歩いていった。

「この刀があるから大丈夫、ザリガニの親分も、ばさっと切り落としてやる。」

「俺は正義のミカタのてっちゃんだー」って大きな川の方へと進んでいきました。

 

大きい川は深くて、とてもザリガニの親分の居場所は

外から眺めていても分からなそうでした。

30分ほど探していたでしょうか。

てっちゃんは疲れて来て、

「今日は偵察に来たってことにしよう。」と自分で納得し、

原っぱに出たところでちょっと休憩することにしました。

原っぱはいつもの原っぱで、原っぱの向こうは雑木林が続いていました。

てっちゃんは原っぱに根っころがって空を眺めていました。

 

 

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ぎょうざ好きのてっちゃん 3

 

その時です。さっきまでこちょこちょくすぐっていた筈の

原っぱの草が俺の足と腕をぐっと触っている感じがしてきました。

手とか足とか動体とか絡まってぐっと大地につなぎ止めた。

草はみしみし音を立ててちぎられながら、

するとまた別の草が手足に伸びてきててっちゃんを捕まえました。

ジェットコースターみたいな振り回しの中、草たちに繋ぎ止められながら、てっちゃんは泣きながらさけびました。

 

「ぜんぶいっしょがいいよ。雲も空も太陽も原っぱも虫もぜんぶいっしょでいたいよー。」って。

そう叫んだ。

心からそう思いました。

 

その瞬間、目の前がまぶしくなって、

太陽の眩しさを感じ、目を開くと、

嵐はすっかり収まって、風がやみ、

大地は回転するのを止めました。

 

てっちゃんは身体を起こすと、あたりをみると、いつもどおりの原っぱでした。

半ズボンの足の上にちぎれた草がたくさん乗っかっていました。

右の靴はいていなくて、5Mくらい向こうに転がっていました。

頭の上にも草がついていて、てっちゃんは左手で、あたまの草をはたきました。

 

風は穏やかで、鳥が鳴いていた。

てっちゃんは空を見、空が元の空であることに気が付き、

雲が元の雲であることに気が付き、長袖の裾で涙を拭きました。

そして立ち上がりました。

5M先の靴を取りにいき、それを履き、はらっぱに自分が立っていることに気がつきました。

ジャンプしました。ちゃんと、はらっぱに着地できました。

「大丈夫だ!」

 

 

あたりは、いつものはらっぱで、いつもの河原で、

 

しずかにそして穏やかに川の水が流れていました。

 

電車がすきなてっちゃんは駅員さんのように

 

名も無い草や鳥を指差し確認しながら川沿いの原っぱを歩いていきました。

 

 

 

「雲、オッケー」

 

「空、オッケー」

 

「はい、鳥さん、オッケー、そのまま上方向へ飛んで良ーし。」

 

 

 

てっちゃんのおなかがぐーとなった。

 

「てっちゃんのおなか、オッケー」

 

「ぐーというおと、オッケー」

 

心に入ってくるもの全部、ひとつづつ指をさし、

 

名前を呼び、そしてオッケーを出しながら、歩いて家まで帰りました。 

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インタビュー  井上陽子さん【プロゴルファー】

 

その場の変化だけでなく1、2ヶ月経ってからスイングの変化に気付いたり、後からジワジワと効果が出てくるのが素晴らしいですね。マッサージや他の施術とは全然違うものだと感じています。

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クライアント インタビュー Kさん 【40代 会社経営】

 

○ロルフィングを受けてみようと思ったのは?

MAQUIA(マキア)という美容雑誌に筋膜の特集があって、それで知りました。それまではロルフィングも筋膜も、全然知らなかったんですよ。仕事がら健康に関してはいろいろやっているのですが、今までと違うアプローチ……筋膜という存在、そこにアプローチすると何か変化が得られそうな直感がしました。

 

 

 ○10シリーズを受けて、変化したことは?

呼吸が浅かったのですが、深いお腹からの呼吸ができるようになりました。あとは、加圧トレーニングを3年くらいやってるのですが、加圧トレーニングでの効果が上がりましたね。息切れをしなくなったり、可動域が広くなったりしました。プログラムもより高度なものを出来るようになり、インストラクターにもビックリされるくらい目に見えて効果がありました。

また副次的なことも色々変化ありましたね。例えば、お水が飲めないのは体質だと思っていたのですが、体の循環が良くなったからかたくさん飲めるようになりました。また、これまでボディのエステやマッサージで痛かったところは、筋膜がこびりついてたところだったんです。そこが緩んで、すごく楽になりましたよ。

 

○10シリーズのなかで、印象的だったものは?

3回目だったと思うのですが、可動域が広がったことです。背中の後ろ側、外腹斜筋のセッションで、背中を意識させるものでした。可動域が広くなったことが、加圧トレーニングでわかったんです。みんなに噂されるくらい、トレーニング効果が上がりました。グッと曲げられるようになって、「前はこんなに曲がらなかった」なんて思うくらいに効果を実感してます。

それから、先ほども話した呼吸。今までは胸のあたりで息をしていたのが、お腹の底から呼吸できるようになって、寝つきも早くなりました。呼吸が変わったことで疲れも取れやすくなりましたね。腰痛がまるっきりなくなったことも違いで、それも加圧トレーニングでわかりました。腹筋ができなかったのですが、今はかなりハードな腹筋もできるくらいに身体がよくなってるのを実感します。

やっぱり身体が軽くなると、気持ちも明るくなりますよね。

 

○施術者の印象は?

私と同年代だったので親しみやすかったですね(笑)

施術以外にも健康や美容のためになる話も多くて、優しく的確に教えてくれる人です。私はまず、ロルフィングって概念からまるでなかったんです。筋膜と健康の関係とか、さっぱりわからない状態で飛び込みました。でも、それをひとつひとつわかりやすく丁寧におしえてくれました。だから、自分も毎回納得してセッションを受けて、効果を実感しました。知り合いにも是非やってもらってほしいと思って、人を紹介もしました。

 

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ロルフィング雑考

 

ロルフィングを受けに来る人がどんな人かというと、ほんと様々です。

 

 

一番多いのは、体を使うプロフェッショナルたち。例えばダンサーとか、インストラクターとか、プロの選手とか、あるいはセミプロレベルや高いレベルでスポーツや身体技法をやられている方ですが、最近は、一般の方もだいぶ増えてきました。

 

一般の方で一番多いのは、首や肩、或いは腰の違和感で、仕事でのパソコン作業や座り作業の多さ、または立ち仕事など、仕事での体の使い方が比較的固定されている方が多い感じがします。

 

だいたい体を固めている方が多いので、セッション1を受け、呼吸が変わり、胸郭から体が開いて来ると、全ての違和感から解放されてしまう方が9割方です。するとよく聞かれるのが、この開放感は、元に戻りますか?という風に聞かれます。いや一度変化した体は元には戻りませんと、答えると、半信半疑の様子の方が多いです。

 

元には戻りませんが、今の体で新しい癖がついていきますね。自分の体の動きに必要のない体の癖をリリースして行くために、10シリーズを頑張っていきましょうと答えます。自分の体に興味を持って、お任せではなく自分の体と出会っていって欲しいのです。体のことに限りませんが、出会わなくても、生きていくことには、影響しませんが、ちゃんと出会っていった方が、生きている感じがしてきます。そして無意識に働いていた体の違和感を生じさせていた体の癖がなくなる分、楽な体になっていきます。この体がニュートラルにシフトしていく不思議さは、ロルフィングを受けた人しか伝わらないのです。

さてセッション3を迎える頃には、始め感じていた違和感はほとんど手放して、次なる気づきに向かいます。それは自分のコアとの出会いです。(俗にいうインナーマッスルのようなものですが、ロルフィングではコアと呼び、概念の範囲が少し違います。)

自分の体でありながら、自分のインナーマッスルを感じたことのない人って意外に多いです。コア感覚があると体の安定性が変わってきます。こうして徐々に体を構造的、機能的に、統合する方向へ再構築していくのが10シリーズです。そしてセッション7を迎える頃には、かなり統合された体を感じることになります。

8以降は、体の動きを使ったコーディネーション整えていきます。この8、9あたりはただ構造、機能的に動いていくのですが、ビフォーアフターの写真を見てみると姿勢に関して一番変化出てくるのはこの辺が多いです。そしてセッション10では、一人一人かなり違うセッションを行いますので、一般化できません(^ ^)

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人間性回復運動

アーギュスト・マルムストレム「踊る妖精」
アーギュスト・マルムストレム「踊る妖精」

人間性回復運動(Human Potential Movement)は、1960年代のアメリカ、主として心理学分野において生じたムーブメントです。 「幸福」「創造性」「自己実現」の主体である人間の「人間性」や「人間の潜在能力」を、回復・発展させることを目指していました。

 

人間性回復運動の時代背景としては、アブラハム・マズローが心理学の「第三勢力」であるとした人間性心理学と連動したムーブメントがあり、エンカウンターグループやゲシュタルト心理学などをとおして、俗に「第四勢力」としてのトランスパーソナル心理学へとつながる基盤となっています。

 

人間の可能性を開こうとしていたわけですが、その過程として、ドラッグ・カルチャーやヒッピーやニヒリスティックなカウンター・カルチャーの基盤ともなっていきました。

 

ロルフィングは、この運動の前からありましたが、60年代に入り、身体的な可能性を研究していたエサレン研究所にて、アイダロルフも同時代の先駆者たちと幅広く交流します。元看護師、ダンサー、ゲシュタルト療法等の経験者でアイダの教えを受けた人たちは、10シリーズとは別にSomatic Education(感覚運動系の教育)を組み立て、ロルフムーブメントを誕生させています。

 

ロルフィングの話をすると80年代以降、クラニオセイクラルなどのモティリティワーク、そして内臓ワークを取り入れるロルファーが出てきて、今のロルフィングのスタイルになってきています。(施術者によってタッチが違うのはどのツールを使うロルファーかということですね。)ロルフ研究所は1972年にコロラド州ボールダーに誕生し現在に至ります。当初アイダロルフは、心理や医療まで含めた展開を考えていて、そのロルフィングの3つの拠点での展開をRIに託したたようですが、現在のところボールダーでの現在の展開のみとなっています。人間性回復運動は、ロルフィングにも大きく影響を与えているのですね。

 

さて人間性回復運動はその後、時代の表舞台から消えていわばアンダーグラウンドで、形を変え時代に大きく影響を与えてきたと言えます。時代は、見た目優先社会、オーディオビジュアル、ゲーム、パソコン、ネット、スマホカルチャーが覆い、人間を視覚的な価値観へと、限定していくことになります。

 

一方人間性回復で、開発された手法やツールは、人間性開発を目指しながら、修行や超常体験や自己啓発を銘打ったカルト的な宗教や、ドラッグカルチャーの蔓延などを含みつつ、我々に人間性のあり方を模索するアイテム、そしてストレス社会へのカンフル剤としてそのあり方を問われ続けています。

 

人間の在り方が問われる時代、全体性の回復を目指したニュートラルへの動きは、閉塞した管理社会で生きにくさを感じる人々が増える中、今後ますます大事になっていくことだと思います。

 

 

 

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世界の中にありながら 世界に属さない。

なんてカッコいいタイトルだろう。タイトルだけで惚れ惚れしてしまうのは、広告制作者の部分の自分なんだろうと思いつつ。タイトルに負けず中身も素晴らしい本です。人生に現実感がなくなって来た時に是非読んで見てください。なんか若い頃の自分、大学生の時に社会に対して世界に対して、悶々と思ってた自分を少し思い出します。

僕は世界に属しているのかいないのか。世界の中にありながら、世界に属さない。いや属しているのか。やっぱり属してないのか。サラリーマンをやめて20年。色々ともがきながら生きて来たんでしょうね、笑。

 

 

 

あなたは今どんな世界に生きていますか?その世界は楽しんでいますか?世界なんていつでも変えられます。世界なんてあなたの実存に比べたら、大したことないものだから。

 

一文紹介します。

生理的には生きていても死んでいる人がたくさんいます。死んでいるのに生きているんですね。それはぼく自身の中でということです。ぼくは、生きていても死んでいる人はいるし、死んでいても生きている人が存在していると考えています。生と死は、人間の心と身体が分けられないのと同じように、ほとんど一緒のものだと思っています。

 

 

 

 

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家と身体との関係性

 

 

室温25℃は快適。水温25℃は冷たく感じる。 「同じ温度なのに? えっ、なぜ?」

 

 

 

こうした疑問が、エアコンでは得られない「快適さ」の本質に気づくはじまりです。そう語るのは、株)チームネット 代表取締役 関東学院大学客員教授、東京都市大学、多摩美術大学、都留文科大学 非常勤講師でもあるまちづくりプロデューサー甲斐徹郎さん。昨年出た講座で体と環境の関係性に関して色々と教えていただきました。

 

僕もよくロルフィングの体験セッションにて、足の関係性を変えて、その前後で変わる歩きやすさを感じて貰うデモをやりますが、触っただけなのに何故?という、単純な「楽」に対する気づきから体の関係性回復への興味を持ってもらいます。

 

快適な家づくりでも、関係性が大事だという。

 「快適さ」の本質は、身体とそれをとりまく環境との関係性です。この部分を緑・緑化が担っていけるのです。この「関係」に着目すると、エアコンだけに頼るのではない快適な住環境を作ること、快適な住環境のつくり方に、「気づく」ことができます。 さらに、この関係性に基づく、緑化された個からはじまる「関係性」を延長していけば、自然とコミュニティデザインのあり方が浮かび上がります。それが本来あるべく自然と調和した緑が作り出す快適な住環境とコミュニティのあり方だという。

 

甲斐さんの話を聞いていて、私はうなずきっぱなし。まさにロルフィングのコンセプトと似ています。どちらも地球・重力から関係づけていくものの仲間である、緑化・緑の連なり=筋膜による身体統合に変えて読み解けば、緑を活かした快適な住環境と筋膜を活かした快適な自然体はまったく同じ構造になります。

 

やはり、自然というのは、どこでも同じ現れ方をするのかという驚き!!家の快適さと体の快適さの原理が似ているなんて。。。びっくりです。体は、地球(重力)や空間と関係性を持って、姿勢を保ったり、体が動くための意識していない部分に関与しています。いい関係性ができてくると、体は自然な楽な状態を無意識に作っていきます。自分本来の体感を取り戻すところから、体の「快適さ」は、現れ始めます。「気づき」が新しい自分を作っていくとも言えますね。

 

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セッションレポート セッション5  俳優 Oさん

5回目が私的には一番センセーショナルでした!

 

セッションの帰り道からここ最近ずっと感じられなかったお腹の感覚が感じられ、今までにないくらい自分の身体の一体感をすごく感じたのです。

 

「腹が決まるってこんな感じなのか!」

今まで身体に関する書物を読んでも感覚的に分からなかった事がやっと分かった、そう思ったのです。

 

自分に一体感があると、周りの環境の中にある自分を感じやすいですし、また自分を中心とした空間把握がしやすいです。

腹が決まると安心感があって、精神的に落ち着きます。

 

しかしこの感覚は、その後にダンスの練習やってしまったらいっぺんにみぞおちが硬くなってしまいまいました。まだ動き方の癖があるのでしょうか。まだ安定してないです。私は舞台に上がる時に、集中し過ぎるせいか、意識が上に上がる癖があるようです。これをなんとかしたいと思っています。意識が一度上がってしまった時に、下の方へ降ろしてくる方法をロルフィングで身に付けられたらと思っています。次回ご指導宜しくお願いします。

 

教えていただいた家でやる壁を使ったトレーニングは上達してきました。10シリーズ半分終わりましたね。

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ダイバーシティ

ダイバーシティという言葉を聞いたことはありますか?ダイバーシティとは、多様性を受け入れて様々な人を積極的に活用しようという考え方のこと。

 

もとは、社会的マイノリティの就業機会拡大を意図して使われることが多かったですが、現在は性別や人種の違いに限らず、年齢、性格、学歴、価値観などの多様性を受け入れ、広く人間として、人材として、活用することで、企業や組織の生産性やエネルギーを高めようとするマネジメントやあり方を言います。

企業や組織がダイバーシティを重視する背景には、有能な人材の発掘、斬新なアイデアの喚起、社会の多様なニーズへの対応といったねらいがあります。

 

ダイバーシティが実現すると視点の違う発想が出され合うので、結果的に強い組織、社会が生まれていくことになります。あなたの属している組織は、ダイバーシティ的な発想が生かされていますか?またあなた自身は如何ですか?

 

 

 

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キュレーション

  

長谷川 祐子 は、日本屈指のキュレーターである。東京都現代美術館チーフキュレーターを務める。

 

20世紀のキーワードを3M(Man、Money、Materialism)とすれば、21世紀はこれを修正するための3C(Collective intelligence、Co-existence、Consciousness)で表わされる。アートは非常に個人的な営みでありながら、時代精神と時代をこえた人間の精神のありように深くかかわってきた。いま美術館は啓蒙の館ではなく、3Cに基づく新たなパブリックスペースとしての使命をもつ。変化の時代にあって、生や精神のありかたへのプロポーザルを視覚芸術を通して人々になげかけ、芸術と同時代の人々の対話をはかる。そこは新たな意識や視点を生産する場所である。アート、建築、デザイン、映像、ネットワークなどがダイナミックに交流しながらつくりだされる新たなプラットフォームについて語る。

21世紀は、「場所」についての再構築が必要だと思っています。パブリックスペース、人と人が集い、出会うプラットホームについての長谷川さんの提言は、なおまだ我々に問い続けているテーマだと思います。

空間、文脈、関係性をどう組み替えるかによって その体験は異なってきます。コンテンツをどう表現していくか、情報の在り方を考える上で、キュレーション的な発想は、様々なことに応用が効く発想だと思います。

身体再構築もまた同様に、空間、文脈、関係性の組み替えたと言えます。

 

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ダークマター

ものすごくショックなことがあったって、どうにかなるものです。世界なんて1日で大きく変わるということは歴史を紐解けば明らかです。

 

宇宙の広大さに比べたら小さい小さい。自分に見えている世界が変わったって大したことありません。きっといいこと。素敵なことに繋がりますよ。我々は地球に、そして宇宙で生きているのです。まだまだわからないことだらけ。

 

なんて思いを馳せなながらダークマターについて学んできました。

 

 

私たちの目に見える物質は宇宙でわずか5パーセントにすぎません。残りは「存在するけれど姿形がわからない」謎のモノに占められています。それがまさにダークマターです。

作品では、ダークマターを解明しようとする研究者に注目していきます。また、最先端の理論や世界初のダークマターの発見をめざす体制を紹介します。大好評のプラネタリウム版コズミックフロント第三弾!


監修:髙柳雄一、ナレーター:萩原聖人、他

 

16:00 ダークマターを探せ!【新】

19:00 ダークマターを探せ!【新】

~2017年3月26日(日)まで コスモプラネタリウム渋谷

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多様性社会へ向けて

私の住む渋谷区では、「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」に基づき、男女の人権の尊重とともに、「性的少数者の人権を尊重する社会」の形成を推進しています。 

パートナーシップの在り方、人権への社会的な制限へのチャレンジです。

 

世界に目を向けると、問題意識が現実的で、例えば国連でもHeForSHEという取り組みを行っています。例えばこんな風に書かれています。

男女格差はもっとも根強い人権侵害のひとつです。世界では、長年のジェンダー平等に向けた努力にもかかわらず、依然として女性・女子と男性・男子の間に大きな格差が存在しています。

HeForSheは、ジェンダー平等のための連帯運動であり、男性と男子たちが変化の主体として参加し、沈黙を破り、声を上げ、ジェンダー平等の実現のために行動を起こすことを目指します。ジェンダー平等は女性だけの問題ではなく、私たちすべて―女性も男性も―にかかわる人権問題です。

 

日本の現実感とは少し違うような気もしますが、こちらの映像を見ると世界での実情とその切実さが伝わってきます。

https://www.ted.com/talks/elizabeth_nyamayaro_an_invitation_to_men_who_want_a_better_world_for_women?language=ja

 

人間関係、男女関係もニュートラルに向け変わり続けています。それは、すべての人々が、日々の生活の中で、社会的にも、政治的にも、経済的にも、恩恵を受けられます。女性がエンパワーされると、人類全体も恩恵を受けるのです。ジェンダー平等とは、決められた性別役割やステレオタイプから、女性だけでなく男性をも解放することと言えますね。私も宣言致しました。

女性へのエンパワメントは、まだまだできることありそうです。

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渋谷の昔、未来。

近くにある白根記念渋谷区郷土博物館・文学館を訪ねてきた。今は「なつかしき昭和の暮らし」と題して、戦後の渋谷の暮らしを、家電・住宅・流行という3つの切り口から読み解く初めての展示。展示資料としては、手回しの洗濯機から家電製品。昭和レトロの玩具として仮面ライダー・ウルトラマン・ゴジラなどのおもちゃ。雑誌『暮らしの手帳』の写真やカミナリ族の革ジャンや婦人服の「アッパッパ」、ベルボトムのパンツなどファッション関係資料など、郷愁を誘う資料が展示されています。

 

目を引いたのは、ワシントン・ハイツに関するもの。普段よく行く代々木公園は、東京オリンピックの前は、米軍の施設で、1964年(昭和39年)に開催された東京オリンピックにおける選手村の本村・代々木選手村として整備されたのだそうだ。(下のビデオ参照。)その後、このエリアは、公園と一体となった東京を代表するオープンスペースとして多くの人が訪れる場所となっていくわけですね。東京オリンピック前の東京ってどんなんだったんだろう?

 

さて、2020年の東京オリンピックへ向けてまた街並みが大きく変わるのだろうか。今渋谷駅&周辺は大変な変貌中で、住んでいるのによく分からずに道聞いたりしています。1964年当時は、東京中で、こんな感じだったのではなかったのでしょうかね。変化しても、いずれ馴染んで、それがあたかも最初からそうであったように、感じてしまうのでしょうね。まるでロルフィングでの変化のように、体全体に馴染んでいき、変化が伝わり、新しい相互関係を作って行くのでしょうかね。変化の様子を見守っていきたいと思います。

 

 

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セッションレポート セッション2(30代、俳優)

前回は視野が広がって少し背筋が伸びた感覚に驚きました。

 

 

今回は、セッション2『下半身』がテーマ。始めに足に怪我をしたことがあるかを聞かれ、サッカーをやっている時に別の時期に両足の甲を剥離骨折したのを伝える。

 

 

少し歩いてみてください。と言われ何も気にせずに歩く…。

吉田さんに『たまに膝痛くなるでょう?』と聞かれた。確かになんの前触れもなくたまに膝が痛くなってシップを貼ることがあった。

 

 

どうやら足の甲を痛めた時に膝やモモの外側を使って歩いていたようだ。改めて歩いてみて外側にフラフラしてる感覚があって安定感が低く感じる。

 

 

 

施術開始。足を重点的にやるけれどやはり前回同様触られている感覚。

 

施術が終わると足が軽く胸から歩いてる感覚。

今までは骨盤から下を動かしてモモを使っている感覚だったので姿勢の本とかに書いてある胸から歩くようなイメージを初めて実感した。新感覚!

 

 

 

そのあと椅子に座り骨盤を動かす動きをしていた時、大腰筋が弱いと言われ家に帰ってから広背筋から下の辺りが筋肉痛になって今までこの筋肉がサボっていたんだなぁと感じた。自分の体を上手く操れているつもりでいたけど自分の体のことを知らずに知っていることでしかコントロールしてなかったんだなぁ。

 

そしてまた背が伸びた感覚に。どこまで背が伸びるのだろう。

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