山道を歩く

山が好きです。

 

たまに自然の中を歩きます。先日、奈良の好きな神社を訪ね、そのついでに山の辺の道を少し歩いてきました。

山道はコンクリートの道とは違い、石や植物また段差とか、足下も注意して歩かないといけません。方向も案内はあるとはいえ、明確な案内も少ないのでこっちでいいのかな?とか考えたり。都市生活では使わない知覚を使います。最初少し戸惑いますが、慣れてくるとこの知覚が働いていることが楽しく、身体感覚の健全性を感じます。

 

山道には木々があり、鳥が鳴き、太陽が差し込み、虫が飛び、風が吹き、反対側から歩いてくる人と、知らない通しで「こんにちは」と挨拶を交わし、こちらも最初戸惑いますが、慣れてくるとなんかちょっといい感じかなと感じてきます。少し山道を奥まで入っていくと、ビルも看板も車の音も、人のざわめきや音楽もない世界が現れ、もしかしたら、この風景って奈良時代から変ってないのでは?って思えるような風景に出会います。こうして徐々に、都会の日常生活では使わない、失っていた感覚や知覚が蘇り、

いつもと違う体の状態の自分に気が付いたりします。意識が伴わずとも、体というのは環境とコミュニケーションしているのですね。

 

都会での日常生活ではなかなか感じにくいのですが、体というのは、実は環境に開いているものなのです。空間の中の体、重力を通じて地球とコミュニケーションしている体なんです。

さてロルフィングを受けると、重力や空間との関係性がリアルに感じられ始め、それが自分の知覚に加わってきます。

そしてその状態はとても楽で、自由で、新しい自分になった感じがします。

 

新しい身体感覚を感じてみたくなった方、

是非ロルフィングをお試し下さい。