世界の中にありながら 世界に属さない。

なんてカッコいいタイトルだろう。タイトルだけで惚れ惚れしてしまうのは、広告制作者の部分の自分なんだろうと思いつつ。タイトルに負けず中身も素晴らしい本です。人生に現実感がなくなって来た時に是非読んで見てください。なんか若い頃の自分、大学生の時に社会に対して世界に対して、悶々と思ってた自分を少し思い出します。

僕は世界に属しているのかいないのか。世界の中にありながら、世界に属さない。いや属しているのか。やっぱり属してないのか。サラリーマンをやめて20年。色々ともがきながら生きて来たんでしょうね、笑。

 

 

 

あなたは今どんな世界に生きていますか?その世界は楽しんでいますか?世界なんていつでも変えられます。世界なんてあなたの実存に比べたら、大したことないものだから。

 

一文紹介します。

生理的には生きていても死んでいる人がたくさんいます。死んでいるのに生きているんですね。それはぼく自身の中でということです。ぼくは、生きていても死んでいる人はいるし、死んでいても生きている人が存在していると考えています。生と死は、人間の心と身体が分けられないのと同じように、ほとんど一緒のものだと思っています。