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ロルフィングで行なっていること。

 

ロルフィングで行っていることってなんですか?と聞かれることあります。

ロルフィングでは、筋膜をリリースもしていますが、それだけではなく、軸のある体を作っていったり、また体全部で動いていける状態へ導き、その人の体が、本来ある状態へと近づけているのです。

 

 

本来ある状態というのは、重力や空間と関係のある体です。

 

きゃー難しいです!

と言われそうですので少し解説します 。

 

 

この状態では、「なんで?」という理由や、

「いい、悪いという判断」よりも、

アクティブに感じていくことが大切で、

その人が自分の感じ方に気がついていけると、体は統合していきます。

 

 

この重力の方向性、空間的な広がりの関係性に置いてみる。

というのが自然状態に近づいていくベクトルで、

その可能性を探っていくのがロルフィングだとも言えます。

 

 

その過程でたまに痛みや違和感が出ることもあります。

それらに囚われるよりは、体の全体性の中での自然状態にして、体の自然治癒力に任せて、体の調整力を引き出していくというのが、ロルフィングです。身体の自然治癒力を超える特別なことはロルフィングでは起こりません。

たまに不思議なことが起こるとしたらそれは体の叡智と出会ったということだと思います。

 

 

ロルフィングで行うことは次の5つです。

1 体を全体的にみること。

2 体のサポート(安定感)を増やしていくこと。

3 適応性を引き出していくこと。

4 空間の広がりを調和させること。

5 そしてその状態を完了させていくこと。

 

 

あとはクライアントに気がついて貰うために、意識的な広がり、見せ方をつくったり、

体が安心して変化するための状況や身体的な雰囲気作りのために時間を使います。

 

自然状態にして出てくる違和感、気づくことは、不自然さ、つまりその方自身のテーマだったり、意識が捉えていない癖だったり。

時に多くの自己発見を伴うのです。

 

僕の場合、心理学的な手法も取り入れ、自己発見、気づきなど、掘り下げて、その方の人生深く切り込んでいく場合もあります。

 

人生の転機の時などに、お薦めしたいと思います。