お化け屋敷

お化け屋敷に行ってきました。

 

お化けと言えば、昔はこのイラストのような和モノだったと思いますが、すっかい洋風がメインとなり、そして廃墟や病院ものなどリアルな現代生活でのリアルなものになってきています。

 

お化け屋敷といえばまずは、物語のストーリテリング。曰く付きの物語が語られます。

そして暗闇、音、光、そして、ストーリーテリングにまつわるリアルな視覚的な刺激で、恐怖を盛り上げていきます。リアルなものでなく、擬似なものでも、脳は、想像性を駆使して自分から騙されていきます。

 

最近は手が混んでいて、体感もの、バーチャルリアリティもの、デジタル音声や声や音を多用した4Dもの。自分を取り巻く環境全てが覆われて、驚かされてしまいます。演出されている怖さ、擬似でも、現実でも脳は区別できません。設定を信じてしまえばすっかりその世界に入れます。

 

きゃーきゃー言って楽しんでる人が多いですが、調べてみると、恐怖は脳内が活性化し、癒し、セラピー効果すらあるらしいです。想定内での開放ですのでリセット効果は限定されますが、体感的にいうと、小さいリセット効果がありそうです。  扁桃体と海馬が近いからかな、セッションでやることにも繋がってくるので、今度ちょっと調べておきます。それにしてもボディワークというのは色々なことを体現しているものです。そして変わっていくのに体というアングルは大きいと改めて思います。体験が先、解説や説明は後、これが本来のリアルというやつでしょうかね。現在は、解説や説明が先、体験が後というのが世界が我々を覆っています。

 

 

さてお化け屋敷の起源はというと常設展示のお化け屋敷と言われているのは1835年、ロンドンで蝋人形作家のマリー・タッソーが作った「Chamber of Horrors」といわれています。 同時代に日本でも大森の医者の瓢仙が「大森の化け物茶屋」を自宅の庭に作っており、日本のお化け屋敷の原型と言われています。常設された最も古いお化け屋敷は1950年代に宝塚ファミリーランドできたのが最初だと言われています。