動物に乗る

動物に乗ったことありますか?



僕は今までに、象、ラクダ、そして馬に乗ったことがありますが、動物に乗ることは、独特の乗り心地の面白さと、乗り心地の良さ、と居心地の悪さを感じます。そしてどの経験も、忘れられない思い出になっています。

 

象は、象使いの後ろにタンデムで。

ラクダは海岸を隊列を組んで。

馬は、半日かけた遠乗りまで、最終的に乗馬ライセンスを取るところまでやりました(笑)


馬の手入れからクラの付け替え、馬に関する理解と労わり、までを学びます。

人馬一体になって走る、そんな方向が乗馬の楽しみでもありますね。

 

 

見方を変えれば、我々の体も、意識や心の乗り物と言えるかもしれません。少し前に動物行動学者ドーキンスが我々は遺伝子の乗り物であると言ってましたね。


手入れをし、労わり、そして心身一体となって行かないと、いい走りも、生きている楽しみも半減してしまうかもしれません。体はコントロールして、機能的に動かすだけでなく、体と共に動くときに生きている感じがしてくるのだと思います。


 

車のように、燃料を入れたり、調子の悪い場所だけ、付け替えたりできると楽ですが、動物も、体も生き物ですから、そんな風にはいきません。体の声に耳を澄ませ、対話し、労わりながら、一体になって前に進んで行くのが、自由に、そしてハッピーに繋がって行くものだと思います。


まずは感じるところ、体の声を聞くところから始めてみませんか?