部分からユニット、全体へ

週に一度夕食作りをしています。

あと、パン作りが楽しくやってます。

 

 

料理は本当に全体性のある行為だと思います。

料理を考えたり、材料を買いに行き、下準備し、

段取りながら料理し、食事をし、後片付けをする。

 

一連の作業を全部やる。一部でなくて全部、全体に関わっていく。これ大切なことだと思います。

全体に関わってみないとわからないこと、全体を見るから見えてくることってあります。

 

セッションでも、全体をみて、必要な介入を行います。

 

「不調なのはそこではない」そんな風に思われることがあるかもしれません。

しかし、身体というのは、その部位だけで成り立っていることはなく、

部分はお互いに関係性を作りながら、その部位の役割をこなしています。

 

そうした身体的な関係性を少しバランスを変えて、コーディネーションを良くするだけでも、

生じていた不調が治ってしまうことだって多いのです。

最初両手に松葉杖だった人が2回目には一つ外れ、

3回目には両方手放していたそんな事例もあります。

 

この体がもつ調整力やリカバリー力は、残念ながら現代人は、うまく使えていません。

起きている症状に対して対処しているだけ、あとは時間が解決する。そんな発想でいる場合が多いのです。

 

 

ロルフィングを受けると、自然状態に戻ろう、整おうとする力が戻ってきます。

我々の潜在的な能力は、まだまだ発揮されていない、体を見る限りそんな風に思うのです。

人それぞれ、少しづつ個性がある固有のものである身体。体は、一人づつ固有のものを発信しています。

 

体の声に耳を傾けるそんなキッカケになることが多い、そんなセッションでもあります。

体の全体性に関して、なんとなくわかるそんなセッションでもあります。

今までお医者さんに任せっきりになっていた分、自分の身体との関係をよくしたい人には、

本当にお薦めしたいのです。

 

さて今日はブイヤベースとパンを作りました。