骨へのアプローチ

こんばんは。台風一過、また暑さが戻ってきました。体調を崩さず元気にお過ごしでしょうか。

 

さて、ロルフィングは、とかく筋膜を語る文脈が多いですが、全身を扱いますので、骨も当然扱います。

 

顎関節とか、肩甲骨や鎖骨のポジションとか、肋骨の開き具合とか、膝の水平とか、仙骨とか、骨のポジションや状態をチェックしたり、整えたり、正しい位置に促したり、骨をベースに整えていくことも多いです。

 

さらに鼻の曲がりとか背骨のS字カーブとか、美的なアプローチや美しいラインなんかも見ていきます。見た目どうのこうの、という発想ではなくて、ニュートラルな健康的な身体という視点から扱っていきます。健康的に、というのが一番美しいと思います。

 

顔が少し疲れてきているとか、表情のくっきり感が無くなってきた人なんかも、顔を骨ベースに整えていくと、深層の筋膜や構造体が緩み、健康的で、くっきりした顔が蘇ってきます。ですので、僕から見ると「この人の骨格はどういう感じかな」と、触れながら感じ、写真のように見立てながら顔を触れている時もあります。

 

顔や頭は、自分ではなかなか、緩めたり、リセット出来ない箇所です。なので、変化の幅も大きいです。また顎関節は、内臓まで繋がっていますので、顎関節のリリースは内臓の調子にも影響がありますね。体は繋がっているのです。

 

骨は  NHKスペシャルでもやってましたが(→参照)活性化、若さを引き出すそうですので、骨へのワークは、可能性が多いと思います。運動する方は活性化、運動しない人は老化防止にもお薦めです。