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デトックス

デトックスということを考えていました。

 

環境破壊から空気や食べ物から体内に入ってくる様々なもの。国の決めた基準により許容範囲ということで体に入ってくる水銀などの重金属類、化学物質などをいかに体の外に出していくか。どれも我々の意識の外、無意識に体が行なっていることなので、意識は何をサポートしていけばいいのか。そうした体内に無い方がいい物質をデトックスしていくにはどうしたらいいのか。

 

体内に入れるもの、大きく分けると空気、食事、そして情報という3つのものを我々は取り入れています。情報というのは、重金属では無いですが、我々の考え方や感じ方に作用します。ストレス源にもなります。また過剰だと自分を圧倒し、自分という信念体系を脅かします。感情を揺り動かし、疲労や過剰反応を誘います。

 何を自分に取り入れるか、我々の習慣、身の回りのものとの関係性、気づきにかかってきていると言えます。空気は、なかなか防ぎようが無いですが、我が家では気休め程度に空気清浄機3台置いてあります。あとはpm2.5情報チェックし、防塵マスクをするとかくらいですかね。メインは食べ物ですがデトックスフードというのは!植物繊維とか多糖類とか乳酸菌とか、多分皆さんの方が詳しいと思います。

 

ボディワークでは、体の繋がりや循環をよくしていく事は、実はデトックス力の向上にも大変有効です。意識が及ばない部分で、体の流れがよくなり、デトックス力が高まっていくと言えます。リンパ体系における循環では、筋肉が心臓の代わりと言えます。体を全部使うことは、体のホメオタスシスを高めていくことに繋がるのです。これからは体と意識は協力しあって健康であろうとしないといけない、大変な時代になってきました。デトックス、物質でないもののデトックスはディスチャージと呼びます。身体的な放電って感じですかね。外に出せるものは全部出して、健康でいるための体の力を維持して行きましょう。

 

 

さてサプリの話をしようと思ってたところ、下記の本は、発達障害をデトックスという切り口から治す本がありました。発達障害の原因が重金属だけでは無いかもしれませんが、重金属をデトックスすることは今の体、そして未来の体にとって大事なことです。

また今話題の発達障害については、関係無いと思う人もいらっしゃるかも知れませんが、大人の発達障害というのもあります。現状分析など、全体的なことがわかり、一つの指針になる気がしますので紹介します。

  

発達障害を治す (幻冬舎新書)

 

日本では、子どもが発達障害と診断された親は「原因不明で治療法はない」と宣告される。一方、世界的には、遺伝子研究の立場から発症原因の探求が続いている。その結果、近年、遺伝子の微小な変異である遺伝子多型と有害な環境汚染物質とが相乗的に作用していることが分かってきた。遺伝子を調べ、体内に蓄積した有害物質をデトックスし、必要なビタミンを投与することで、さまざまな症状は改善する――。臨床現場で成果を上げる医師が解説する、発症のしくみと、革命的治療法。