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自立とバウンダリー

 

自立とバウンダリー。新しい時代のニュートラルとして、一度は考えたいテーマです。自立、自分で立つ事です。そしてバウンダリーとは他者との境界線です。なかなか本を読んでもセミナーに出ても分かりにくい概念ですが、あなたの身体で体感すると、理解も早いです。あなたがじ自立しているか、そして環境との関係性は適切か、一緒に感じてみませんか。

 

自立とはなにか。考えてみると難しいです。決して経済的なことだけをさしているわけではない気がします。私ごとですが、我が家は商売をしていて、酔っ払った父から社会に出て一人前になるまで10年家に帰らなかったとか、父はよく一人前になることについてよく話していました。それを聞かされて育ったものですから、世の中の普通から比べると、僕は、自立プレッシャーを抱えて二十代を過ごした気がします。

 

結局父に認めてほしいという関係性の忖度の中、無意識に32歳に起業したわけですが、今から思うと父もそこまで望んでいたわけでもない気がしています。期待に応えるという無意識に伝わってくる無言の忖度というのは、人や人生を変容させていきます。思い込みは恐ろしいものです。

 

時代の変化もありますね。あれから時間は過ぎ、時代は令和の時代になりました。今の基準でいえば、自立とは、周囲との関係性を維持しながら自分らしく生きていくことだと思います。自立の感覚がわかればバウンダリーは定まっていくと思います。渚のように波が行き来する砂浜のようなバウンダリーで、生きていることを感じながら楽になっていきましょう。人生は楽しみながら、自分らしくなっていく旅のようなものだと思います。

 

 

さて、僕は今週は少し旅の出てきました。旅に出ると普段と違うことがあります。いろいろな事が分かります。旅先での出会いと別れ、新しい発見と気づき。日常にいてはわからない事が旅に出ると分かります。旅から戻ると、ちょっとだけ新しい自分です。身体と意識で対話を始めましょう。