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誰とも会わない

 

こんにちは。

 

1日空いていたので、早起きして山道を歩いてきました。なるべく自然に接しながら生きておりますが、やっぱり渋谷に住んでいますと、どうしても都市的な空間に知覚を覆われがちです。たまには、山道を歩きたくなります。

 

朝6時半に出て、2時間弱でしょうか、駅を降り立って歩き始め、徐々に民家が少なくなり、やがて山道に変わりました。人の気配が無くなるにつれて、空気感、流れている時間が変わります。自分の中でもギアチェンジするようにモードが変わっていきます。

 

雲ひとつない青空が拡がり、道はコンクリートの舗装道から、土の道へと姿を変えていきます。大きなススキ(パンパスグラスでしょうか)が、僕を歓迎してくれているようでした。

 

 

ここから先、人には誰も逢いませんでした。自然の中を一人ツカツカと歩いていきます。知覚モードがまたギアチェンジしていきます。すると妙なことに感動したりします。

 

しばらく歩いて僕は目的地の神社につき、数千年といわれる巨大な杉の木の前で暫し休息をとりました。ここまで1時間くらいでしょうか。

 

そして続く森の中へと進んで次の目的地へと向かいました。次の目的地は、もっと古い時代の古墳があった場所、僕は導かれるように足を進めました。この続きの話はまたいつか書いてみたいと思います。この日の歩行距離は20キロを超えていくのですが街中では滅多にない距離ですが山道ならありえます。

ウォーキングの常識も場所によって違います。

 

こうして都市空間でない場所で過ごすことはたまには大事ですね。

他人のいない場所、自分の部屋以外にもあります。