· 

虚技

 

こんにちは。

 

暑くなってきましたね、忙しく過ごしております。ここのところ区役所に行く用が増え、眺めのよい最上階で、遠くを見て目を休めることがあります。バードビューと言われますが、高いところに登ると遠くまでよく見えますね。都心では、眺望の良い場所はリラックスできる場所の一つです。その昔、SNS初期にmixi時代に、「高いところが好き!」というコミュニティを開いていましたことを思い出します。今も高いところが好きです。

 

さて写真は原宿方面を撮影してみました。

 

空の中央あたりの雲の中に何か見えます。中学生の頃の僕だと、あれ、空に何か見える!と思ったかもしれません。あれ、UFOだと思ったことでしょう。

 

友達や家族に写真を見せて、これはUFOが写真に取れたと思ったことでしょう。弁の立つ、僕のことです。何人か共感させて、「MU」あたりに投稿を出したかもしれません。そして編集部の人も、これは本物かもしれないと、投稿写真を掲載してくれたかもしれません。

同じ写真をすこし露出を変えてみました。

 

あれれ?なんと中央にあったUFOが消えてしまいました。露出を変えるという映像処理に寄り、消えてしまうUFO 。

 

UFOはどこへ行ってしまったのでしょうか?異次元に飛んでいってしまったのでしょうか。

 

見える世界は、知覚の世界に影響されていて、自分だけ見えるものがこの世界にはわんさかとあります。自分の知覚は、その人ごとに少し違い同じものを見ていても少しづつ違うものをみていますね。

 

また同じ人でも、人生のどこかで、進化したり、退化したり、変化していて、すこしづつうつろいでいます。そのうつろぎは、人生のスパイスとして、一人でニヤニヤ笑うもよし、身近な人に伝えるもよし、あるいは、僕のような、知覚や、身体感覚のうつろぎを評価する人間と確認するのも良し。

 

一人一人、限られた閉じ切りの時間である一人一人の人生を、有意義に使って欲しいと思っています。