セッションの感想③ 捻じれの解放と自己表現への決断【40代、女性】

「『扉が開いた。』それがセッション3後に抱いた気持ちです。右腰に手が当てられると、過去の恋愛感情が浮かんできました。相手に受け入れてほしくて自分を押し殺し、気分屋の彼の気持ちを斟酌することに全力を注いでいたこと...その捻じれた感情は涙と共に飛び出しました。内捻転気味だった右脚がセッション前と違うものになっていたことからもそう感じるのです。もう自分を押し殺すような生き方はしない。あとは、どう自分が表現していくのかを楽しもうと思います。」



ライフシフト・セッション:7セッション・探求の記録(第3回)

 

第2セッションで足元の「物理的な基盤」を再構築した後、第3セッションは、身体側面(胴体)のコアと自己表現の領域へと探求を深めます。

構造的な歪みは、しばしば「人生の激流」に対する無意識の「防御」を封じ込めています。彼女の右脚に現れた「捻じれ」「嫌な感じ」は、まさに過去の人間関係の中で「自己を押し殺し、感情を閉じ込めた」という、構造的なノイズの現れでした。

このセッションは、捻じれた感情が涙と共に解放され、「身体の変容=人生の決断」へと昇華した、分離統合の劇的な記録です。


『扉が開いた。』

それがセッション3後に抱いた気持ちです。ロルファーが右腰に手を当てていると、右膝に嫌な感じが溜まっていきました。痛みはありません。ただ嫌な感じ。それが一体なぜなのか、身体に耳をすませていました。そして、学生時代に右膝を故障したこと、不思議なことにすっかり忘れていたその頃の恋愛感情が浮かんできました。

相手に受け入れてほしくて自分を押し殺し、気分屋の彼の気持ちを斟酌することに全力を注いでいたこと。それがその後の男性との関係性に大きく影響してきたこと。気が付いた時には涙が止まらなくなっていました

 

彼が常にいた右側に、捻じれた感情を私は閉じ込めていたのかもしれません。扉が開かれ、私の捻じれた感情は涙と共に飛び出しました。それは、内捻転気味だった私の右脚がセッション前と違うものになっていたことや歩き方までも変わっていることから、そう感じるのです。

今、立ってみると、足裏に吸盤があるよう地面に吸い付く感じがします。その安定感は私に安心を与えています。グルグルと頭の中で渦巻いていたものが、「もう自分を押し殺すような、捻じ曲げるような生き方はしない」という決断へと変わっています。あとは、表現するだけです。どう自分が表現していくのかを楽しもうと思います。



ロルファーの洞察:捻じれた防御の終焉と、表現への昇華

第3セッションでクライアントが解放したのは、単なる過去の記憶ではありません。それは、「自己表現」という生粋のエネルギーを押し殺し、代わりに「相手に合わせる」という捻じれた防御戦略でした。右脚の構造的な「捻じれ」は、この感情的な防御システムが身体に固定化されたノイズの象徴です。

「嫌な感じ」という身体のサインに耳を澄まし、涙という形でそのエネルギーが解放された瞬間、防御に使われていた力は、「もう捻じ曲げない」という力強い決断へと活用されました。

「吸盤のように吸い付く安定感」は、「永遠の今という居場所(AIR-CORE)」が、感情的な激流の渦中で確立されたことを示します。自己の軸が定まったことで、彼女は人生のエネルギーを防御ではなく「どう自分が表現していくのか」という創造的な活用に集中できるようになりました。これは、「Somatic Art」の探求において最も劇的な「意識の反転」の瞬間です。

この洞察は、意識と創造:自己活性化セッション (7回)を通じて達成されます。