オーロラを眺める

こんにちは。

 

今日は少し周辺視野的に最近のセッションを俯瞰して書いてみたいと思います。

 

私たちのいる現実は3次元ですが、意識は、多次元へと広がっています。最近は、更に情報環境の広がって、経済や身体行動を飲み込みんだ現実感は、情報環境として現実感の一部になっています。

 

世界が広がった分、環境の在り方の個人差が激しくなっています。すぐ横にいる他者とて、世代、性別、立場、職業、生活、行動、そして情報環境により、大きく変わってきています。身体はそこにあっても全く別の次元にいる存在になっている場合さえあります。視点を変えると、それだけ環境制御の力が弱くなって、もともと持っていた個人性が現実に出やすくなってきているとも言えるでしょうか。

 

普段、身体に対するアプローチでセッションをしていますが、そこで起こるのは、身体的な変化に止まらりません。無意識化していた意識、マインドのテーマで気づきがあったり、またメンタルの葛藤が出てきたりするケース、潜在意識の統合が起こったり、ビジョンが出てきたり、遠い昔の自分のシナリオの影に気付いたり、身体には、色々なその方にとっての事実が折り込まれているのだと思います。

 

そのため、ケースによっては「人生」のいう少し俯瞰した視点が生まれたり、気づきによって変容し、本来の自分の物語を思い出したり、その人ごとに色々なケースがあります。たかがボディワークではありますが、されどボディワーク、経験として、本当に深い意味深いセッションの場合もあります。

  

情報に対するリテラシーも変わりました。コミュニケーションにしても、基本的な対話力だけでなく、ロジカルシンキング、プレゼンテーション、できればシミュレーションやロールプレイの技法、グループワーク、また表現手法も幾つか持ってた方が、楽や自由を感じるでしょうか。また環境的な変化に適応出来ない心理、身体的な違和感や症状も多く見られるようになってきています。

 

 

身体的な変化よりも、脳的な統合(つまり認知、認識など)、意識の全体性を獲得する方が、その人にとって、自由で、可能性に開いた状態と言える、そんなことも多くなっています。その人ごとの宇宙と出会う、そんな感じでしょうか。心身の広がる可能性に、安心出来るランディングサイトに如何に辿り着けるか。ゴールを目指すことが次の始まりになっているようなその人自身と、どうやって出会っていくのか。セッションでは、一人では確認できなかったことを、新しいコンパッション(共感)の技法でプロセスをサポートします。例えるならオーロラを共に眺めているような感じです。

 

 

 

ただ、どのようになセッションが展開しても、身体が織りなす自然なプロセスは基本は同じです。

その方にとっての、自由、そして可能性、そしてハッピーになる方向へと変わっていくのです。

心身合一を目指す自分を信じるということは、進化の果てに我々が滅びずに生かされてきた証拠でもあります。