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シックス・センス(その1)

朝起きると、ベッドを出る前に自分の身体の状態を確かめるスキャンしていきます。足の指、足首の稼働に始まり股関節、顎関節、そして頭の上、頭頂骨のポジションや側頭筋の張りまで確認します。また寝る前にまた別のやり方でスキャンをしてから睡眠に入ります。

 

自分の体を自分で確認し、整えていくことをいつの頃からか始めました。人生100年時代、体にもメンテナンスや保守点検という発想大事だと思います。人間ドックだけ受けていればいい。そういう風に思われる方もいるかもしれませんが、体を統合すること、歪みやズレ、調整力を高めていくこと、姿勢を正すことは、人間ドックや検診では賄えません。五感という意識と結びついた別の知覚力も、通常の生活や、運動機会でも感じることは難しいと思います。

 

昔シックスセンスという映画がありました。人間の知覚である五感(触覚、視覚、聴覚、味覚、嗅覚)以外に6番目の感覚というのがあるということをモチーフにしたホラー映画です。6番目の感覚はこの物語の中では、霊感ということになっていました。死んだ人が見える少年のお話でした。彼の話では、死んだ人は自分が死んだことに気がつかず普通に生活しているということでした。霊感についてはまた別の機会にしたいと思います。

 

自分が死んでいることに気がつかない?そんなことあるのか、ないのか分からないけど、最近は、生きている現実感がない人が増えています。自分が生きているのか死んでいるのか分からなくなる。違和感や習慣的な物事しかしないために、生活が全般的に無意識になってしまい、気がつくともう1年経ってしまったと。年齢が上がってくるとよく聞く話です。意識にのぼるような体験をしていかないと、

 

脳は段々と楽することを考えます。なるべく効率よく、最低限でできることを考えます。当然体は怠けますし、合理的にしか動かなくなります。当然使わないところが脳と体に出てきます。使わない部分から停止していきます。

 

自分を全部使うこと、自分を全部表現していくことを推奨しています。それが自分が一番楽しいと思うからです。生きている感じがしなくなった。それは、もしかしたら、体でなくて、頭の中を生き始めているかも知れません。身体に眠る自分、脳の使ってない部分、ロルフィングは、そうした潜在力を再発見する機会でもあります。体の知覚を感じてみましょう。

      

さて、ボディワーカーになり、霊感とはまた別の新しい知覚、第6感を知ることになりました。プロプリオセプション(固有感覚)。自分の体の中を感じ取る知覚です。固有感覚については前に一度書いたことがあります。(固有感覚

 

それは筋骨格系、筋膜に対する知覚で始めり、そして内臓マニュピレーション、クラニオセイクラル・バイオダイナミクスや、神経ワークなど新しい技術を習うに従って、その感覚は、細かいレイヤーに広がり、内臓知覚や背骨、脳の知覚に広がっていきました。

 

こうした様々な固有感覚が、人それぞれ、一人ずつ違う感覚なのです。僕は、僕独自のもののような気がします。それぞれの固有の感覚を知り、大切にしていくこと、動いていくことは、その人の個性や表現に繋がります。

 

さて固有感覚が広がり始め、最初は面白いとか、新しい感覚に楽しく感じていたのですが、そのうち、感覚はさらに繊細になり、腸や胃の動きとか、背骨の骨一つづつとか、小脳、辺縁系の動きとか知覚できるようになりました。身体内を流れる水の流れとか、筋膜と筋膜がスライドしていく感じとか感じるようになり、一時期、自己制御が大変だったこともあります。

 

定かではないですが、もともとの体質、そしてヨガをはじめとする多様な運動経験、それに加えてのロルファートレーニングを通じ、一時的に体の声が聞こえ過ぎてしまったのかも知れません。

 

 

(続く)

 

 

 

映画シックスセンス・予告編リンク貼っておきます。

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