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いい、悪い

暑い日が続いています。

 

涼しいところ、今日は原宿にあります浮世絵の美術館、太田記念美術館、「江戸の悪 PARTⅡ」展へ行ってきました。紹介します。

現在、連動開催の都内数カ所で「悪」に関するやっております。僕は今回行って4つ目クリアです。

 

200年ほど前の江戸の「いい、悪い」価値観が今とは全く違うのに驚きます。江戸時代は、悪人は、アンチヒーローで、カッコいい感じだったのでしょうね。石川五右衛門、因果小僧六之助、盗賊や小悪党が人気を呼びました。当時の人たちは現実、虚構を問わず、「悪」の持つ魅力に好奇心を抱き、時に酔いしれたのです。それにしても、殺し合い、血が飛び交い、悪女、伊達、敵討ち、怨念、悲恋、この世とあの世の狭間で繰り広げられる命がけの幻術や幽霊の攻防に、手に汗握ったことでしょう。みんなワクワクドキドキしていたいのです。

 

悪というのは、日本では、古来からの意味でいうと、従わざるもの。あながうもの。反体制派みたいな感じです。日本神話の中をみても、スサノオでさえ、今風に言えば、暴れ者の悪人、アンチヒーローでしょうね。悪を排除し過ぎると世の中は、安全安定かも知れませんが、面白みにかけた、変化のない、住みづらいものになっていくのでしょう。

 

価値多様化時代、完全に正解がなくなって、在り方が問われている時代です。他の価値観を排除するのではなく、出会いって統合していくような在り方が社会に求められているような気がします。

 

自分の中で「いい、悪い」を強くお持ちの方、自分の中の考え方、信念を中庸化するのにいい機会だと思いますので、お薦めしたいと思います。

 

暑いですから、怒りっぽい人が増えています。

新しく出会う人とは穏かに、笑顔でいきましょう!

 

ANTI-HERO

さて英語で歌ってちょっと濁していますが、セカオワの「ANTI-HERO」も世の中にいいしか無くなっていく。いいもの以外排除していくみたいな少し息苦しい世の中に対するその辺りの現代風刺の曲でした。この世にあるものは全て必要なもの。いい悪いの外で、自分を感じていくことの大切さを、考えさせられる曲でした。

 

英語だったのでわかりにくいので今日は日本語で紹介します。

 

ボディワーカーなので身体に関しても少し触れておきます。姿勢に関してもそうなんですが、あまりこれがいい姿勢!これが悪い姿勢!という2つしかないわけではないです。我々の身体は、そんな単純ではなく、多元的な存在です。多元的な身体を取り戻して貰うべく、ロルフィングでは、ニュートラルを感じて貰って、自分らしい、力の抜けた楽な姿勢を自分で感じて貰う感じですね。自分らしく、自分らしさへの戻る、これが基本です。

 

 

 

 

「ANTI-HERO」

 

僕は正義なんかなる気はないな

人の期待にも答える気はないな

みんながハッピーな世の中など

出来るようには出来ていないから

 

国が決めた法律など

僕の前じゃ、ゴミ屑みてぇなもんさ

僕には守らなきゃいけない奴がいる

邪魔する奴は容赦しない

 

俺が決めたことをすべて正当化するのはもう飽きた

そばにいる人を救うためなら

なんでもするって、わかった方がいいぞ

 

「ちゃんと列に並ぶ」「目立つことをしない」

ヒーローたちは何が正しいのか言ってくるけど

いざとなれば、僕の決意がわかるはず

いつだって戦う準備ができてる

 

オレは悪でいたいのさ

みんなに嫌われ恐怖されていたいのさ

俺は悪でいたいのさ

 

お前を守るとき手段なんか選びたくないから

オレは悪でいたいのさ

みんなに嫌われ恐怖されていたいのさ

 

俺は悪でいたいのさ

俺は正義なんか大嫌いだ

何の役にも立ちはしないだろう

 

そしてみんなはルールさえ守れば

大丈夫だと勘違いしてしまう

どういう風にみられるかどうか気にしたくない

 

君を自由にするためなら

みんなに愛されなくていいんだ

bum bum bum 俺がやってくる

bum bum bum 逃げた方がいいぞ

bum bum bum 俺がやってくるから

逃げろ!

 

 

「ちゃんと列に並ぶ」「目立つことをしない」

ヒーローたちは何が正しいのか言ってくるけど

いざとなれば、僕の決意がわかるはず

いつだって戦う準備ができてる

 

オレは悪でいたいのさ

みんなに嫌われ恐怖されていたいのさ

俺は悪でいたいのさ

お前を守るとき手段なんか選びたくないから

オレは悪でいたいのさ

 

みんなに嫌われ恐怖されていたいのさ

俺は悪でいたいのさ

オレは悪でいたいのさ

みんなに嫌われ恐怖されていたいのさ

俺は悪でいたいのさ

 

お前を守るとき手段なんか選びたくないから

オレは悪でいたいのさ

みんなに嫌われ恐怖されていたいのさ

俺は悪でいたいのさ