ナラティブという言葉を最近よく使います。意味的にいうと物語的という意味ですが物語を説くように進めていくみたいな感じで使います。僕は制作者であり、今は映画と作っているせいもありますが、セッションにおいてもナラティブアプローチを使う場合はあります。
痛みや違和感など、ヒアリングし、悩みをざっくばらんに話しているうちに、だんだん進むべき道が見えてくる。あまりこの方向だと、正解を突き進むのではなくて、対話的な手法で、次を本人に紡いでいってもらう感じです。もちろんタイプもあるので、セッションでの紡ぎ手のキャッチボールはあるのですが、アウェアネスに伴う発見、あるいは言語化の過程でこのカウンセリング的な手法を使っています。本質的な意味での痛みや違和感の統合は、決して誰かが上から決めるものではなくて、対話的な手法により導き出されることも多いです。
物語に参加しているうちに、というのが偶然の一致を生み、シンクロニシティが次が生まれてくるという、ちょっとサスペンスドラマ風な自分を主人公にした物語が進んでいく、そんな風にシリーズを進めることも多々ありますね。物語の題材は色々あります。クライアントの適性をみて楽しくロルフィングするのが僕のモットーです。
何か的確なことをアドバイスをされたり、問題点を指摘されたりするよりも、自分の言葉で考えを紡いでいった先に見つけた答えのほうが納得感を感じられるものなので、この手法を使ったセッションでは満足感も高くなってますね。自分を主人公にしたドラマに参加している、そんな感想をくれたクライアントも多いですね。もしかしたらこれって、元制作者上がりのロルファーオリジナルかもしれません。人生をダイナミックに生きてみたいかた!心と体を連れて、自分の人生の主人公になってみましょう!違和感がある方は、自分で気がつかないうちに、誰かの為の人生の生きている場合があります。自分に戻りたい方、メンタルテーマでロルフィングを進める際に有効だと思います。ご希望の方は、ナラティブアプローチ希望とおしらせ下さい。