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ウェイキング・ライフ

『ウェイキング・ライフ』(Waking Life)は、2001年のアメリカ映画です。 実写映像を撮影しそれをデジタルペインティングで加工したいわゆるロトスコープという手法で作られているアニメーション映画です。

 

 

とある街のとある駅に戻ってきたらしい青年。

しかしどこから?彼にはっきりした記憶はない。

そこへ見知らぬ男が現れる。

送っていくよと言われるままに、変な乗り物に乗り込む。

この男は一体誰なのか?

そもそも自分は一体誰なのか‥?

夢とも現実ともつかない、幻覚のような時間がはじまる。

 

 

いつまでも揺れ続けて、落ち着くということが決してない日常を送られている人は、現代社会では多いかも知れません。そう、起きているのだか、寝ているのだか、分からない日常に、なかなか鋭い、奥の深い、人生や洞察、哲学に散りばめたセリフが続く物語です。

 

アメリカで作られてから17年、なんだか日本の社会も、安定化、硬直化し、予定調和な、起きているのだか、寝ているのだか分からない、そんな世相になってきましたね。昨年のあなたと今年のあなた、何か変化しましたか?過去へのノスタルジックな思い出でなくて、あなたの今を生きていますか?

 

さて細胞は7年周期でずべて入れ替わるそうです。7年に一度くらい生れ変るくらいの変化があっても、それは細胞とシンクロしていることかも知れません。ウェイキングライフへの近道、10シリーズは目覚めたいあなたにもきっと刺激的な体験になると思いますよ。