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Ch-ch-ch-ch-changes

学生時代の友人と話す機会が増えて来ました。仕事モードがひと段落し、懐かしい話が楽しい時かもしれません。子供が成長し、大人になり、家族の在り方も変化し、定年はどうする?、親の介護は?そして終活は?話す内容も共通のものが多くなり、そして多岐に渡り、また話をしたい年代になって来たのかもしれません。

ある時に友人に、学生時代の僕の口癖を、教えて貰いました。学生時代の僕は、「永遠のものなどない」「変化することに意味がある!」「変化こそ美しいのだ」と、ことあるごとに「変化の美学」を語っていたそうです。

 

様々なものが多元的に変化しながら進んでいくのが、宇宙の本質で、同じ状態で、同じものが、永遠にあるというのは、宇宙の論理には合ってません。我々人間も宇宙を構成する一要素なのですから。

 

安定した仕事や家族が必要だった時代は過ぎ、最近の僕はまた変化の方の僕が強く出てきているような気がします。ロルフィングの理論でも、身体は、安定感と空間への全方向への開きの引っ張り合いが本来の人間性だと説きます。魂も時に修正し、変化していくダイナミズムを営みたいと思います。

 

大人になると安定を目指しますが、安定は停滞を生みます。変化しながら我々は生きていることを感じて、動いていくものという宇宙の論理も忘れずに、今を生きていきたいと思います。

 

さて今日、若い友人に、そんな吉田さんにぴったりの曲があるということで、デビッドボウイのchanglesという曲を教えてもらいました。クイーンの映画もヒットしているようですし、70年代、80年代がリバイバルしているのかな。最近の若い人は昔のことをよく知ってますね。昔のものの方が本質的なものが多いからかも知れません。

 

デビッドボウイ同世代としては、自分の時代のことを若者に教わるのはちょっと情けないですが、まあこれも、気づきなのでしょうね。教えるだけで無く教わることも大事です。自分の事でもわかってないことたくさんあります。これも一つの僕のchangesです。

 

デビッドボウイで、チェンジズ。歌詞には変化の美学が語られていますね。

変りたいのに変われない、そんな人には、身体から変わることをお勧めします。