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鼠の話

最近、新宿や渋谷の繁華街にはネズミが出没しているらしいです。それも半端ない数のネズミの姿が目撃されているようです。ネズミ大襲撃!で閉店に追い込まれたコンビニやパン屋もあるそうです。

 

変わって13世紀のお話です。ハーメルンの町にはネズミが大繁殖し、人々を悩ませていました。ある日、町に笛を持ち、色とりどりの布で作った衣装を着た男が現れ、報酬をくれるなら街を荒らしまわるネズミを退治してみせると持ちかけました。ハーメルンの人々は、男に報酬を約束した。男が笛を吹くと、町じゅうのネズミが男のところに集まってきました。男はそのままヴェーザー川に歩いてゆき、ネズミを残らず溺死させました。しかしネズミ退治が済むと、ハーメルンの人々は笛吹き男との約束を破り、報酬を払いませんでした。

 

約束を破られ怒った笛吹き男は捨て台詞を吐き、いったんハーメルンの街から姿を消しましたが、6月26日の朝に再び現れた。住民が教会にいる間に、笛吹き男が笛を鳴らしながら通りを歩いていくと、家から子供たちが出てきて男のあとをついていったのです。130人の少年少女たちは笛吹き男の後に続いて町の外に出てゆき、市外の山腹にあるほら穴の中に入っていきました。

 

そして穴は内側から岩でふさがれ、笛吹き男も子供たちも、二度と戻ってこなかったのです。これは有名なハーメルンの笛吹き男の話です。

 

 

不思議な話ですが、その後も伝承を重ね残っているのは、このお話には、いくつもの教訓が残されているのだと思います。特に正解とかはありません。あなたは何を思いましたか?感じましたか? 

 

 

 

ネズミ目の仲間、リスやハリネズミは、歓迎されますが、街に生息するドブネズミやクマネズミは歓迎されないですね。

どうしてでしょう。。。教えてグーグル、いやミッキーマウス。

 

(やあ、皆、ミッキーマウスだよ。

  僕はね、一箇所に一人づつしかいないんだよ。だって一箇所にミッキーが二人いたら変じゃないか。)

 

やはり個人化の時代。一人一人のブランディングが必要なんですかね。

エッセンスとリアリティとバーチャルとが混じり合った現代世界でネイチャーはどこへ行くのでしょうか。

体の違和感を大切に。それは自然なことです。

 

そんなことを考えさせられる大襲撃のyoutube映像でした。

 

 

 

 

さてギターの練習曲にこんなのもありましたね。

人間が投影した世界の鼠には色々な在り方がありそうです。