満月

 

満月がキレイだよ!

二人の友人から同時にLINEが入った。

書斎から外を覗く。

 

見えないな。

リビングに出る。

やはり見えない。

 

その他の部屋からもやはり見えず、

僕は仕方なく靴を履いて外に出た。

非常階段を登り最上階へ。

 

 

満月、まんまる。

こんな日でも見えるんだね。

満ち満ちて 感謝✨

 

 

人間は太古の昔から、太陽と月を見ながら生きてきたんだ。

最近はビルが高くて、月は目立たない。

だからあえて見ることを意識しないと、スマホの中の方が刺激的でしょう。

 

 

こんな満月を見たのはいつぶりだろう。

昔、書いたことを思い出した。

あった、これだ。 →そよ風  

ちょうど一年ほど前だ。

 

同じ満月を見る。

同じ風景を見ているって大事なことだ。

前にもそんなこと思ったな。 あったあった、→あれは2年前かー。

 

ああ、こうして誰かと共に何かを見ながら、

大人になっていくんだろうな。

いや子供になっていくのか。

 

同じ風景をみていけないと、

風景は自分だけの風景になる。

俺、もしくはWE 何度となく提示しているテーマ。 

 

 

そういえばシュタイナーは42、43歳くらいを一番人間として成熟していると、

親愛なる大阪のMさんは言ってたな。

そしてその後は自分のテーマに還っていく。成熟とはそういうことらしい。

 

 

シュタイナーの7年周期説。第7期(42歳から49歳)「人生後半をどう生きるのか?」

失われてゆく「生命の力」に潔く別れを告げ、新たに生まれた「思考の力」「精神の力」に依って、人生の新しい局面に向き合う時です。差しのべられた手に感謝しつつ、その手につながって進んで行くことが、今大変重要なことです。今こそできないこと、経験のないこと、知らないことをするのです。と解説書には書いてあります。

 

 

テツボディワークスのクライアントは、38歳ー43歳、アラフォー世代がとても多いです。

僕がロルフィングを受けたのもそんな頃でした。

きっと見える世界で、何かが満ちていて、別のものが見たかったんだろうなぁ。

新しい満月?月の裏側?それともまだ見ぬ青い星?

 

 

そんな共時性。

そんな邂逅。

みんな若い。。。