ブッシュドノエル

クリスマスが近づいてきました。

皆さまは、今年はどんなクリスマスの予定でしょうか。恒例、同じようでも、毎年違うクリスマス。それは人間が変わっていくからです。自分も、家族も、そして街の雰囲気も少しづつ変わっていきます。

 

浮かれているので気がつかない人も多いですが、今この時の楽しさ、有り難さを感じて、時を同じくしている集まった人々と分かち合って貰いたいと思います。でもなんか言葉にするとちょっとくさいですね、笑。うーん言葉の限界です。

 

さて、このブッシュドノエルは、Facebookの「思い出」で送られてきたもので、広尾にあったアレグレス広尾のパティシエワークショップにて小学生の頃の娘が作ったものです。この店も今は無き店、シェフは個性的で、素晴らしい方でしたが店は2014年の秋に閉店となりました。その後いかがお過ごしでしょうか。懐かしいです。月日の経つのは早いです。娘は大学生になりました。しっかりと一瞬一瞬の今を大切にして生きていきたいですね。今度ケーキ屋さんでバイトするそうです。

 

「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。」と読んだのは、吉田兼好、奥の細道にて。

 

現代風に訳すと、「月日は百代という長い時間を旅していく旅人のようなものであり、その過ぎ去って行く一年一年もまた旅人なのだ。」という感じでしょうか。

 

現代社会は、本当にスピードが早いです。

自分を超えて月日は流れていきます。

 

そしてその反面、人生が長くなったからでしょうか。価値観の変化のスピードについていけない沢山の魂が世界に溢れているような気がします。

人生100年時代は、何度か魂の入れ替えをし、ライフシフトしながら生きた方が、良さそうな気もします。節目の時に、体と心の同期を取る経験は如何ですか?。