こんばんは。自粛生活は今月末までとなりましたね。自粛期間中は毎日ブログを書くと、宣言しました。よって Keep Going On 続けていきます。
自粛期間中、普段歩いている道は変わりませんが、人が少ないのでいつもとは別のものに意識が行きます。例えば、このビルの裏側はこんな風になっていたんだ。とか、こんなところに洒落た彫刻があったんだ。地面の模様とか。人が多いと、人を見たり、避けたりしながら歩いているのでしょうね。
目黒川は近くなのですが、桜シーズンはあまりに大量の人々で近年は近づかなくなってました。でも今年は違います。桜シーズン、ほとんど人のいない川沿いの道を何回見に行ったことでしょう。運動不足でもあるので少し長目に歩くと、気がつくと目黒、そのまま歩くとやがて五反田、そして大崎駅まで続いてます。大崎まで行っても1時間ほどでしょうか。
桜は咲いているのもいいですが、川に落ちた流れていく桜も素敵です。桜舞い散る川の横を歩くのが好きです。こんな感じです。
山手線の駅は、駅それぞれに思い出があります。五反田も、大崎も、色々思い出します。大崎はロルファーデビューの街、歩いていると、当時のことを思い出したりします。
身体再構築というテクニックを会得したばっかりの僕は、あんな夢、こんな夢を、色々と未来を想像していたものです。大崎の街を歩くとそんなことを思い出します。
自粛期間動く量が減っているので、なるべく動こうと思い、買い物はなるべく、主体的にかってでるようにしています。またあまり近くで済ませないで、少し苦労して手に入れる喜びも設定してみました。例えばワイン。ワインはどこでも買えますが、あえて徒歩25分かけて「樽出し生ワイン」を買いに行ってます。しかも税込み754円で買え、ハウスワインとしては充分の味。わざわざ行く価値あります。一度に1本と決めていますので、山を登って買いに行かないといけない設定をしました。おじいさんは山に芝刈りに風。
都市にも、山や谷、川、丘はたくさんありますね。そういう「見立て」をして生きていけば、コンクリートジャングルにも、動物も、植物も、恐竜も、岩肌も、色々なものがいますね。(こんな話が好きな人がいたら、1つ1つ説明しますが、そんな物付きな人はセッションに来ている人だと思います)というわけで、ワインは、山の上まで汲みに行きます。
ワインを汲む場所の少し前に教会があります。ちょうど夕暮れの夜間照明のつく時間帯だったのか、ほのかに色のついた教会は幻想的でした。この時間帯は初めてでした。日常のちょっとした道でも、見立てを変えたり、意味づけを変えてみると、また違って見えてくることがあります。認知に対するちょっとした刺激、日常の中のちょっとした刺激、大切にしていきたいと思います。
さて自粛期間は続きます。暫く人の少なくなった街の別の姿を楽しみたいと思います。
ステイホーム、ステイホームタウン。
自粛生活を楽しんで過ごしましょう。