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井の外をのぞく

 

自分の世界に安住している逸話としての井の中の蛙や、カエルは、ゆっくり変化していると茹でられても気が付かない、変温動物的な話はよく語られる言葉です。特に現代は社会的な変化の時代ですので、コーチングとか、自己啓発的なセミナーで、現状維持、予定調和を打破を目的にした場で語られます。

 

実際の蛙はそんなことはなく、ワイルドな感覚で、外の様子を察知するし、食糧が安定供給されなければ、餌を求めて外へと出ていくでしょう。

 

どちらかというと、人間の方が井の中(家の中、街の中、国の中)に安住し、外の世界を見ようとも冒険しようとも思わない、予定調和な平和な中で、安定運用をしていきたい感じが強いのかもしれません。

でも場によりますね。色々な場があります。

 

外を見て、また自分の井戸に戻ってもいいし、次の餌を求めて外に出ていってしまってもいいし、でもとりあえず、外をみてみてから決めてもいいとかも思いますが、人間の場合、井戸自体を拡大していくという方法論もありそうです。最も最近は井戸自体がハイテク化して住みやすくなっているし、なんでも届くし、ある程度のことは分かるような仕組みもできてきました。色々考えると、人生のスキームは、本当に色々あり、の現代の仕事&生活になってきましたね。


余り考えるとどれが正しいのか分からなくなります。自己分析?或いは直感に任せて、という人も多いかもしれません。僕も基本直感派ですが、直感が錆びつくこともありますね。茹ってしまったり。現代生活はやることが多くて忙しすぎますね。


あえて作る自分の為の時間は大切です。

そんな時間を取りたくなった時とか、アウェアネスコースはいいかもしれません。

自己分析とも、直感とも、そしてまだ見ぬ自分とも、心身の対話の中で気づいていきます。