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夕焼け小焼け

 

こんにちは。寒い日が続きますね。

 

今年は晴れの日が多く朝日も夕日も冬空に美しく映ります。今日の夕日も素敵でした。どことこからとなく人が集まり、黙ったまま、ただ夕日を眺めていました。

 

朝日、夕日を日々眺めながら暮らしていると、意識が少し変容してきて、悠久の次元に移ろいでいくようです。

 

どんぐり拾って食べてた。

あの頃の夕日赤かった。

 

縄文時代もこうやって夕日を眺めていたのだろうな。

狩りから稲作への歌詞が頭の中を流れます。

 

縄文時代というと遥か彼方のような気がしますが、意外にすぐそばにも縄文時代や弥生時代の遺跡があったりする関東地方です。うちのすぐそばにも古代住居跡公園というのがあります。(これは約2千年前の弥生時代後期のものと推定されています。)住居あとのベンチに座っていると、そして、この小高い公園の丘の上に座って夕日を眺めていると、古代の先人たちと同じような心境になってくるような気がします。

 

時空を超え、無意識を潜り直し、あの時のこと、思い出せそうです。身体を通じて、潜在意識は先祖と我々は繋がっているような気がします。少し寒いですがこの場所で少し瞑想的な時間を過ごし、さて現代社会へと戻っていくとしましょうか。

 

渋谷駅前のビルが遠くに見える通りを通って、家までの帰り道。草川信が渋谷区の小学校で教鞭をとっている時代に作曲された歌「夕焼け小焼け」を口づさみながら。(歌詞は八王子のようです。この話は長いのでまた別の機会にします)

 

写真は西郷山公園。