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テレワーク

オンラインのセミナー、オンライン飲み会、ヨガ、セッションなどがリモート環境で、多数開催されています。オンライン環境での集いが、一般化していくのでしょうかね。お客さんの話を聞くと、すっかりテレワークになってしまった人もチラホラ、そして今までよりも、忙しいのだそうです。

 

テレワークの事業を立ち上げるのには、コロナ渦の間は、補助額も多く、仲間たちでもテレワーク化へ走る人もチラホラ、さてお前はどうするんだと、テレワークしないのか!

もう一人の僕が、僕に問いかけます。

 

制作業界にいた僕は、言わばテレワークの世界から逃れてボディワークの世界に逃れてきた身、ボヘミアンみたいな感じですしょうかね。ボディ世界まで、テレの追撃はやってきてしまったのでしょうか。

 

テレというのは、多くは、他の言葉にくっ付いた複合語の形で用い、「遠隔の」、「望遠の」、のという意味です。

テレの方は、テレビ、つまりテレビジョンというが一番一般的なものでしょうかね。テレビは、昭和の時代に全盛を極め、エンタテインメントの中心に上り、平成を通じて、コンピュータネットワークの発展の中、ダウントレンドになっていったように思います。もちろん今も生きてはいますが、前の時代のような独占的なボジションでは無くなってきています。世代やライフスタイルにも依りますね。

 

今いうテレワークは、対話、作業のベースが双方向なり複数で共有可能な状態ということになるのでしょうかね。環境的にも例えばZOOMでやるオンラインセッションでも2〜30Mの双方向環境が望ましいようです。5G時代、AI、IoTが徐々に生活に浸透されていくことに、加担するようなコロナ渦でそれに相応しいワーク&ライフスタイルに加速したようです。強い電磁波などの健康被害も言われていますが、時代は進んでいきます。今日もこれから、新しいライフスタイルという名前のオンラインセミナーに参加します。 

 

僕が90年代に制作会社を起こした頃は、地上波から衛星放送が出てきた頃。テレビ多極化の中番組制作に挑んだこともあります。しかし動き始めたネット、WEBの世界への拡がりに目を奪われて、番組制作ではなく、ネットコンテンツ制作に片足入れて、動いてきたように思います。新聞や雑誌、ラジオと合わせ4大媒体と言われ、それぞれの棲み分けとスタイルがあったメディア業界が、マルチメディア、メディアミックス(ちょっと昔っぽい言葉に感じますね)が、起こってきた時代です。同時に、メディアに寄らぬメディア、例えばイベントや、音楽やアートの大型のフェスが誕生してきた時代でもありました。仕事としても、規模はありますが、そういうメディア的なるものと、フェス的なものとの融合したものを試行錯誤していたよう思います。

 

withコロナの中、フェス的なるものも自粛され、葛藤を感じる人も多いかと思いますが、フェス的なるもの、イベント的なるものも、テレの中に入ってしまうのか。そんなことをオンラインセミナーに参加しながら考えていました。 

さて、同じテレがつく言葉で、テレパシーというのがあります。

ある人の心の内容が、言語・表情・身振りなどによらずに、直接に他の人の心に伝達されることで、 超感覚的知覚 (ESP) の一種と言われます。科学的ではないですが、一部の研究者や愛好家の間ではリアルなものですし、また音楽シーンでは、たびたび登場するのがテレパシーです。1つリンクしますが、こんな曲です。

 

10シリーズはボディワーク ですので、セッションは特に、意識の共時性の原理で、テレパシーはよく起こりますが、テレワーク化が進んでいくと、そんなことが減ってしまうのか、或いは別の知覚が開放されて、逆に増えていくのか、ちょっと注目しています。