Client Interwiew

私のクライアントの中から、日頃から身体との関係を大切にされていると思われる、体を使った仕事をされているプロの方にインタビューしました。 (一般の方のセッションの感想はこちらへ

インタビュー S・Kさん【林業】

自分は歩くことが多い仕事なので、セッションを受ける前と受けたあとでは、大きな違いを実感できました。とにかく、足が軽くなるんですよ。あと背が高くなり、家で敷居に頭ぶつけるようになりました(笑)

 

 

 

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クライアントインタビュー ayaさん 【パフォーマー&ダンスインストラクター】

以前よりずっとハードに動いているはずなのにで、その割に体の調子がいいです。全体的な印象として、施術前より疲れにくくなったこと、そしてグラウンデイングの安定感の向上を感じています。

プロフィール

ラテン音楽、ラテンダンスに魅せられ、アルゼンチン・キューバ・ニューヨークへ度々渡航。

現地の文化に触れ、ラテンダンスの真髄を学ぶ。2012年より、ポールダンス・エアリアルフープ・エアリアルハンモックを始めると同時に、フレキシビリティトレーニングを開始。身体能力&パフォーマンスの可能性を広げるべく、日々 研究中。

現在、都内のスタジオにて、エアリアルフープ・サルサ・サンバ・ラテンムーブメント・バーレスクダンス等のインストラクターを務める傍ら、国内外のラテンイベントやクラブイベント、その他パーティでのパフォーマンス、ショークラブ等で数々のステージに出演。ここでayaさんに会える!→ スタジオPolish 

 

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インタビュー 鈴木美歌里さん【ダンサー・バレエ講師ほか】

 

 

 PROFILE

 

 

 Mikari Suzuki

Dancer ・バレエ講師・ピラティスインストラクター

http://dancingbirds.net/

 

 

 

 

 

 

 

 

○ロルフィングを受けてみようと思ったきっかけは? 

 

ロルフィングという言葉自体は、15年以上前から知っていました。そのころ、私はアメリカの大学の舞台芸術学部に入り、踊りの勉強をしていたのです。あちらではボディワークに関する情報も多く、その中でロルフィングの話も聞きました。当時から気になっていたのですが、身体に関する事柄は安心できる場所でないと通えませんでした。あるとき、ピラティス関連の知人からの紹介を受けまして、その安心感から、これはロルフィングを受けるタイミングと思い、受けることに致しました。

 

○施術前、身体で気になっていた部分があったのですか? 

 

私には先天性の鼠径ヘルニアがあり、7年前に手術をしました。そのヘルニアが原因で、20代後半から坐骨神経痛やその他の悪影響が出ていたことから手術を決断しました。手術は成功したのですが、その手術を終えてから左半身に負担がかかるようになってしまい、左の腹部に「詰まった感じ」がずっと残ってました。その「詰まった感じ」というのは、左の腸腰筋が縮んで、左脚を引き込んで左脚が短くなってしまっているような感じだったのです。それから鍼やマッサージなど色々試みましたが、一時的によくなるものの、また戻ってしまう感じで、効果が持続しませんでした。

 

○10シリーズを受けて、変化したこと、印象的だったことは?

 

1つは、ほかの方法では解決しなかった「詰まった感じ」が、最初のセッションで良い方向に動き出し、その症状が出なくなったことです。このよい状態はその後も継続し、時間をかけて自分が解れてほしいと感じる方向に解れていっている気がするのです。筋膜がほどけて、連鎖反応でどんどん解けていっている感じがしますね。

2つ目に、非常に楽な姿勢で立っている自分を発見しました。以前は骨をイメージして重力に逆らって立つというイメージだったのですが、筋膜を意識して立つというのも加わりました。私のイメージでいうと、例えば、植物の枝葉のように外に向かって広がろうとする筋膜のイメージを生かして立つと楽に立っていられるのです。

それから、シリーズに並行し自分でも紹介して頂いた書籍などで勉強したのですが、ある特定のラインが縮まっていたことに気が付いたのです。10シリーズをやっていく中で、それがハッキリわかり、そのラインがほどけていく感覚が、自分の感じているラインと一致してきたことが、自分としてはとても印象的です。

 

○今思うこと、これから実践していきたいこと

 

私は、筋膜について存在自体は知っていたけれど、これまで勉強して来ませんでした。ロルフィングをやってみて、筋膜のつながりを再認識しましたので、解剖学や筋膜の書籍で勉強し直している最中です。今までは「筋肉と骨」という観点だったところに、新たに「筋膜」という観点を得られました。施術で楽になった部分と、自分自身が理解して身体の使い方が変わった部分の気づき、その両方で身体が楽になったのだと思います。

 

ダンスもピラティスも、ストレッチや伸ばすことはできても、解すことはなかなかできません。ロルフィングは、マッサージのように揉むわけではないのに、なぜか解れる。ちょっと触って、その結果慢性的だったコリが解れました。ピラティスのお客さんでも、この人は毎回ここが凝っているなという人や、この人の身体のクセを変えたいなと思っても、運動では筋肉のクセは変えづらい面があります。ロルフィングには、その答えがあるような気がしています。今後チャンスがあったら、ロルフィングの技術や考え方を学びたいですね。それを、さらにこれからの生活や仕事に使っていければいいなと思っています。

 

○最後にロルファー吉田の印象は? 

 

私は身体の感覚が鋭敏な方なのですが、それ故に、なかなか他人にはわかってもらえない部分がありました。自分でピラティスや解剖学を学んだこともあって「今は○○筋が縮んでいるんだな」という感じで、筋肉のイメージができています。ただ、これまではそのイメージをうまく受け取ってくれる施術者の方がいませんでしたが、吉田さんはそのあたりを、かなり的確に理解してくれました。また、体や健康の知識も豊富なので、いろいろと教えていただけて毎回楽しいセッションでした。

 

  

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ロルフィングの感想【小田さやかさん・俳優】

 

 

俳優として身体を動かしているときにも、意識の持ち方が変わり、身体のポジションをより強く感じられています。空間把握のような部分でも敏感になり、意識してなかった部分を気づけるようになりました。

 プロフィール

フリーの俳優として、さまざまな舞台で活躍。

稽古での無理な動きが引き金となって、起き上がれないほど肩を痛めてしまう。以後、全身をメンテナンスする必要性を感じ、ロルフィングと出会って10シリーズを受ける。

 

 

◯少し前になりますが、10シリーズの時の感想を聞かせてください。

 

10シリーズのすべてを受けてみて、全身が変わったことを実感しました。「これがこうなった」と具体的に答えるのは難しいのですが、全体的に身体のバランスがよくなり、動きの質に違いが出ています。全身の感覚がよくなりましたし、グランディングがしっかりしました。

普段の生活の中でも姿勢がよくなり、特に歩く姿勢が変わったと思います。それから、無理をしなくなったことが大きいですね。例えば「背中が曲がってる気がする」というときに、無理に背中を伸ばそうとすると、別の部分に歪みが出ます。10シリーズを受けてからは、身体がニュートラルな感じで過ごせるようになりました。身体の歪みがなくなって、より自然に歩ける感じで、フラットな身体が自分のベストの状態だと思います。

 

俳優として身体を動かしているときにも、意識の持ち方が変わり、身体のポジションをより強く感じられています。空間把握のような部分でも敏感になり、意識してなかった部分を気づけるようになりました。

10シリーズは、1回1回が印象的でしたね。今では施術後の感覚が身に着いてしまっているので、施術以前とどう違うのかわからなくなってしまっているのですが……よりフラットな身体になったことは実感しています。
特に違いを感じたのは、6回目でしょうか。セッションを受けたあと、視覚的な違いがありました。それは自分の身体や見るものが立体的になった、ということですね。「周囲があって、自分がある」というような安心感を持つことができ、個として充実した感じを受けました。ほんとロルフィングって、不思議なんですよ (笑)。

 

 

◯ポスト10セッションはいかがでしたか?

 

10シリーズは大体決まった流れのあるメニューなのですが、ポスト10セッションは10シリーズ後に、調整された身体でしばらく暮らしてみて、さらに個人個人に合わせた調整をしてくれるメニューなんです。私の場合は、身体のバランスが上半身に集まりやすかったので、グランディングをしっかりできるようにしたり、首や肩の詰まった部分を緩めて、体全体のしてバランスが下半身へも行く為のワークをしました。また、発声で気になる部分があったので、ちゃんと体から発生出来るように身体の調整をして貰いました。今回は声帯や舌骨周りや声の響きが胸郭や頭蓋骨から出るようなワーク、そして横隔膜の安定させるムーブメントを行いました。こうした少し細かい要望にも応えてくれる感じで、うれしいですね。
俳優は楽器と一緒なので、声も動きも、舞台でベストを出せるように調整していかねばなりません。あとは、怪我をしないようには意識しつつ、いつもニュートラルな身体で過ごしたいですね。

 


◯ロルフィングを受けようと思ったキッカケは?

 

最初受けてみようと思ったのは、ネットの検索でモニター募集を知ったことです。
ずっと肩が悪く、背中にも激痛が走ったことがあり、それから横向きでないと寝られないほどひどくなってしまって。そこで整体にも通ったのですが、完治はしませんでした。「身体全体にガタがきているから、なんとかしないと」と感じていたところ、検索でロルフィングを見つけたのです。今は痛みも和らいできており、日々も少し楽になっています。

◯ロルフィングの印象は?


最初は「悪い部分を治療するものかな」と思っていたのですが、実際は「全身を整えて歪みをなくす」というもので、新鮮さを感じました。マッサージのように身体をほぐすものかな、という印象があったのですが、また少し違いましたね。
またロルフィングのよいところは、自分自身で身体の調整をできることでしょうか。顎の調整をする方法とか、歩き方とか、自分で身体を整えられます。その調節方法は、ほかの人に教えたらすごく好評でした。

◯ロルファーTE2の印象は?


テツさんは、勉強好きでいろんなことを知るのが好きな人なんだろうな、と思いました。私が曖昧なことを質問しても、いろいろな文脈で10くらいの答えを返してくれるので、最初ちょっと面白くていつも質問ばかりしていました(笑)たぶんロルフィングだけではなくて、色々なことを学んでいて、それらが溶け合ったエッセンスがテツさんから出てくるんだと感じました。

 

 

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インタビュー 大倉マヤさん【俳優】

 

 

今までは自分の身体が平面というか、紙みたいな2次元という感じだったんです。でもセッションを受け終わったら、身体に厚みがあるというか……ちゃんと「身体って立体なんだ!」という認識になりました。

 

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インタビュー  井上陽子さん【プロゴルファー】

 

その場の変化だけでなく1、2ヶ月経ってからスイングの変化に気付いたり、後からジワジワと効果が出てくるのが素晴らしいですね。マッサージや他の施術とは全然違うものだと感じています。

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インタビュー 吹上かずきさん (俳優・演技コーチ)

※今回は対話方式でお話を伺いました。

 

 

吉田 10シリーズお疲れ様でした。ロルフィング楽しめましたか?

 

吹上 はい、本当に毎回楽しかったです。一ヶ月に一度のペースでやっていたんですけど、来る度に体が変わっていくのがわかりました。今までにない体験ばかりで、体が変化したところから自分の認識や感じ方が変わる場面があり、すごく面白かったです。

 

 

吉田 ロルフィングを始めた経緯は何ですか?

 

吹上 あるパーティで吉田さんにお会いする機会があって。。。以前より舞台とか出ていても姿勢が悪いことを指摘されることが多かったので、いつか矯正しないといけないなとは思っていた所に、ロルフィングを紹介され興味が湧きました。それと、タイミング的に、自分の中で、何かを変えたいという思いもあり、いい機会だと思い、始めました。

 

吉田 セッションで印象的だったことをいくつかあげて頂いてよいですか?

 

 

吹上 まず思いついたのは、前半の体を開いていくパートで、自分が感じていた閉じていた部分が、ぱあっと前に開かれていったのが印象的でした。それから、下半身とコアを繋げるようなセッションがあったのですが、それまでは体というのはしっかりとしたものだという認識で、体の揺れが必要ないもの思っていたのです。セッションで、体の揺れが作る安定感を体感し、姿勢とか含めて、固めて歩く歩き方から、揺れて歩くことへの変化が衝撃的でした。

 

あと別のセッションでは、頭から一本の線で、歩いているという大げさにいうと、それまでの歩くと感覚がシフトした感じがしました。それ以外にも、何ども体に関して、色々な発見があったことがたくさんあり、自分の体なのに、自分で全部把握してなかったことに驚きました。

 

あと吉田さんの見方や表現のテーマ構築の豊富さです。例えば「姿勢とかバランスがいいというのは、止まっている状態での安定、それから歩いている時の安定の違う。それを見ていきましょう」とかいうテーマを実際に体で体験していくとか、そういう発想や身体イメージ。人に動きを教えていく際の参考になることがたくさんありましたね。いい言葉が浮かびませんが、動きの安定感、空間の生かし方、など新しいコンセプトが僕の体とイメージにインストールされた感じがします。あと姿勢が悪いと、人から言われなくなりましたね。

 

吉田

ありがとうございます。色々変化があってよかったです。そういう感想を頂けると、演技者であり、また演技を指導する立場の方に向けたセッションを組み立ててきた甲斐があります。身体は、時間や空間を刻んでいくものだと思うのです。演技者は、間だとか、掛け合いとか、時間や空間を自在に使えていく身体を引き出すというか、身体の中にそうした引き出しが沢山あることを体感として感じていくことが大切だと思います。大げさにいうと時空を超えていく身体性でしょうか。

 

吹上 体が時間や空間を超えていくためには、やはり動きが必要ですね。3次元の中にもう1つ別の要素を入れていく、別次元で動いていく、そんな不思議な体験ができた気がします。一歩間違えると、空間というのものも、言い方がちょっと怪しい世界にもなってしまうのですが、役者に必要なものと言えば、例えば、気配、オーラ、空気感、間合いとか、また他人との掛け合いの感受性とか。そういう部分の引き出しが増えた気がします。吉田さんの指摘は、今まで考えたことのない発想で、他人の知覚が自分の身体の中に入ってくる感じがすごく面白かったです。今の僕にすごくマッチしたセッションでした。それはロルフィング中にもありましたが、セッションが終わって自分のレッスン中に気がつくことが多かったです。

 

吉田 その他に何か印象的だったことありますか?

 

吹上 体感として色々な変化がありました。例えば体が大きくなったり小さくなったり、笑。大きくなった。というのは広がった感じ、ふわふわした感じ。小さくなった。というのは、質量がずしっとした感じ、緻密になった感じ。抽象的な言い方ですが、そういう不思議な感覚が沢山得れるセッションであるという印象です。大きいのがいい。小さいのがいい。というのでなくて、それぞれ、体がまとまっている感じで、それぞれの身体感覚がそれぞれいい!と思える自分という身体観。新しい身体を得れた、選択肢が増えた感じです。それは特に下半身をやった時に感じました。

 

また、足が太くなる感じ。締まった感覚や、足首が硬く、使えるようになった感じ。歩幅。地に足がついた感じがしました。どれも面白かったなあ。人生で初体験の体感ばっかでした。体って面白いなと思います。一箇所でなく、体のバリエーションが増えたと思うんです。捕まえられる無意識のエリアが広がった感じです。

 

今まで筋肉とか、見た目とか、広がりとか、感じたことがなかったことに気がついたり、あるいは、多分経験していたこと、でも無意識だから気づいていなかったことがたくさん自覚できました。ロルフィングでは、自分の無意識を感じることができるんですね。そして自分の意識が広がった気がします。体って全体はもっと大きいんだよということを感じることができました。

 

それから街を歩いていて人にぶつからなくなりました。考えないで体がそうしているのを感じます。また自分を感じます。「今ここにいる」ような感じがします。あと他人から見て、身体オーラっていうんですかね、それが広がったように思います。

 

吉田 無意識の力が身体に出てきたので、無意識のコミュニケーションが増えたのでしょうね。語らずしてものを語る身体、身体知性はだいぶ増えている気はします。現代社会の身体性のマトリックスを一度外して、身体が感じる素の感覚を少し感じているのかも知れません。

 

吹上 そうですね、僕はよく街で歩いている人を観察しているんです。例えば信号待ちをしていて、よくそこで渡るなーと思うこととかあります。身体知性、体が感じる素の感覚って大事ですね。

 

吉田 本当にそうですね。現代社会生活では身体感覚の劣化はあると思います。その辺りの身体知性が回復されていくのがロルフィングというボディワークだと思います。今日はありがとうございました。

 

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アウェアネス・シリーズの感想【30代・ミュージシャン】

帰り道、自分の足で歩くのが楽しくなる。というのを毎回感じていた。今まで、左足をかばって歩く感じだった。イメージでいうと左足は壊れていて、自分の中で少し出来損ないのように感じていた。ちょっと劣ってるやつみたいな感じ。それがやればできるじゃん!みたいな感覚が持てた。ちゃんと使ってあげることで、より自分の脚として感じられた。嬉しい。

 

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Wさん【40代男性・ライフワーク 気功】

 

人間ってもっともっと元気で生きていけるんじゃないかと漠然と思っていたのですが、そのことを改めて感じれました。現代人が都市生活で忘れかけている何かを感じさせて貰ったような気がします。人間の可能性、余力がまだ身体の中に残されていると。

 

セッションを受けた目的。

 

体質改善。体調改善。

 

 

セッションを受ける経緯。

 

私は子供の頃から、喘息の症状がキツく、症状に苦しんできました。それからアトピー症状がありました。一番は季節性の症状、それから状況的なもの、それから年齢的なものもあるかも知れません。

 

酷い症状が出ると、皮膚科に行って薬塗っている間だけ良くなるということを繰り返していました。そのうちに改善するには、体質とか体調管理する状況を変えていくアプローチでないと駄目だと感じていて、20代の後半から色々なことに関わってきました。

 

自然療法に興味があり、野口整体などの本など読んでいて、医療に頼るのではなく、自助していく治癒の姿勢のものがいいと思って色々試してみました。施術でも、腰の痛みを取るとか、疲労回復でなく、体質改善とか、自分の体調を整えていく身体を育てていくものであるという部分がまず前提にあって、治すという施術に依存するのではなく対等にセッションを進めていくスタイルがいいなと思っていました。 そのスタンスでさまざまな施術・身体技法をトライしてきました。自分に合ってたものもあるし、全然合わないものもありました。

 

ロルフィングは10年くらい前から名前は知っていました。クライアントの身体状態をサポートする体系で、共感していましたが、なかなか受ける機会がなく、たまたまこのタイミングで吉田さんと出会った感じです。ロルフィングを受けたあと、季節性の喘息症状や、皮膚の状況は、全て良くなったわけではありませんが、状態は安定してきています。そして身体のコントロールの幅が少し広がったよう感じています。

 

 

 

10シリーズで印象的だったこと。

 

長いシリーズ中には、色々ありましたが、どれも表面でなく、奥の方へのアプローチにより変化していくことが、体で実感できることがすごく面白かった。例えば目へのアプローチや、口内へのアプローチは、こんなテクニックがあるのか!とびっくりしました。たくさんのことがありましたが、それが吉田さんのスキルなのか、ロルフィングの体系なのかわからないけど、アプローチの引き出しが、ものすごく多いと思いました。

 

 

日常的に知覚しているレベルと違うレベルの感覚を捉え直す。画像に例えると、画素数が増えたような気がしました。特に視覚系の変化が面白かった。視覚が広がり、背後含め、身体の死角が消えていく感覚、立体感、色彩の彩度が変わる体験は、他の施術にはない体験だと思います。

 

 

 

生活や仕事、日常の中で変わったこと。

 

私は気功をやっているのですが、ロルフィングを通じて、気の通り道が違います。気の通りが太く、そして通りやすくなりました。それから、気功をしていて、背骨のしなやかさを感じます。セッションの時に、気功の型を映像も撮って比べてことがありますが、体感だけでなく、映像でも動きが滑らかになってました。体のポリゴン数が上がったような感じがします。

 

 

 

ロルファーについて。

 

吉田さんはよく、このあたりにまだポテンシャルがありそうです。とかいってました。可能性があるとか。発想が、面白いですよね。可能性がある、でも開くのは今ではない。自分に潜在している何かを残しつつ、今に必要なことをやっている、そんな余力、隙間を残していくようなセッションをされますね。

 

体質改善していく時には、今の状態を良くするものや、その時にマイナスのものをゼロまで持ってくる、それ以外の、何か別の新しい知覚体系を発見するようなものもあるようなものがあるっていう可能性を感じました。何か今後の未来に希望が湧くような気配がします。

 

 

僕は、人間ってもっともっと元気で、はつらつとして生きていけるんじゃないかと、漠然と思っていたのですが、そのことを改めて感じれました。現代人は都市生活で、忘れかけているもの、何かを感じさせて貰ったような気がします。人間の可能性、余力がまだ身体の中に残されている、そんな感じです。

 

 

それから吉田さんは、精神世界とか色々な健康法とか、色々詳しく、話しているのも面白かったですね、天狗の話とか、笑。

また一年くらいしたら、ポストシリーズを受けに行きたいと思っています。

 

 

 

 

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