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団円

舞台、小説・劇などの最後の部分。

「団円」は、丸い円のことで、転じて、欠けることなく完全に終わること、円満なさまを意味することから、舞台、演劇や小説などの最後の場面、すべてがめでたく収まる結末を「大団円」というようになったそうです。

最初に行う10シリーズは、自己調整力、自己管理していく体を作っていくもので、ずっと受け続けることはなくセッション10で一度終わります。クロージャータイムは団円を目指します。

 

団円とは、

1 まるいこと。また、そのさま。

    「―なる地球」〈中村訳・西国立志編〉

2 円満であること。また、そのさま。

  「政府人民の別ありと雖も、原来―なる一物にして」〈西村茂樹・明六雑誌三九〉

3 欠ける所もなく完全に終わること。

  「弓張月拾遺の篇、凡 (およそ) 十巻にして―をなせり」〈読・弓張月・拾遺〉

と言う意味です。

 

小説・芝居・事件が、めでたくおさまる最後の局面をさします。大尾(たいび)。

 

大尾つまり、最後の部分をうまく締めると、また団円を描き始めます。

そして、人生のタイミングによっては、それはとても価値のある経験、大団円となることを目指します。

 

そうして以前よりも大きな団円を描いていくことこそ、

人生百年時代に必要なアート(技能)だと考えています。

 

アートなので、トレーニングすれば誰でも学べます。

一人一人違う、変化と気づきの団円、

気づきには、現実に集中しないといけませんので、

身体を使い、分散しがちな意識を自分に集中させていきます。

 

 

10シリーズでは身体統合、そしてアウェアネスシリーズでは、心と体の統合を

団円というスタイルで目指します。