おとなのための

最近、夜な夜なピアノの練習をしています。ロルファーになって手の使い方がすっかりボディワーカーのタッチになってしまったのを、少し違う使い方をして手をリラックスさせようと思いました。久しぶりのピアノです。

 

思えば結婚当初に家で過ごす時間が増えた時に手持ち無沙汰になって始めたのが最初で30の手習いでした。その時に買ったのがこの「大人のためのバイエル」。その時まで全く弾いたことのないピアノで、両手別の旋律を引くなんて出来るかい!と思っていたが、妻の手ほどきの中、8ヶ月も経過すると、不思議と少し弾けるように。この本はそんなほろ苦い懐かしの教本です。発表会もしました。

 

いわゆるバイエルピアノ教本は、ピアノを学ぶ者に最適な入門書として日本で長く親しまれていた。(最近はあまり使われないらしい。)この本は、赤と青の二冊だったのを、抜粋してあり、懐かしく、かつ効果的に弾き進められる良書です。

基礎的なことしっかりやっておくとのびしろが出来てという意味で、運動するときは、ロルフィングを受けて、基本的な体の動きに関してニュートラルな体になってからスポーツや身体技法に取り組んだ方が痛め難い体だと言えます。まさにおとなのためのバイエルのようなものです。

 

 

ロルファーになって、楽器演奏の方も、毎年何名かセッションさせて頂いた。ピアニスト、ビオラ奏者、エレクトーン奏者の方、等等。演奏姿勢と上肢の使い方、パームの知覚、発声法(頭声、胸郭の響き)など体に関する多岐に渡るセッション、示唆を取り組んだのを覚えています。確かロルフィング紹介ビデオにもあったと思うので下にリンクしておきます。

 

さて僕のピアノはいつまで続くでしょうか。