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起業20周年

ロルファー仲間の大塚英文さんの開業2周年のイベントに参加しました。内容に関しては細かくは触れないが、世界一周旅行に始まる大塚さんのロルファーへの物語+展開、人となり、がわかる良いプレゼンテーションだった。独立し、サラリーマンでない在り方の一つの成功事例として興味深い話であった。

さて変わって僕はというと、今年は起業20周年。最近はロルファー活動がメインとなって、しかし会社も細々とやっている。なんともよく続いたものだ。20年だなと思っていたら同じような話を聞いた。ロルファー仲間の金貞子さん。サロンを開いて今年で20周年という。彼女は同じ年でもあり、同じ年に起業し、同じ年にロルファーを志したことになる。極めて奇遇である。おめでとう、アロマプラス20周年。

 

今の世の中、続くことにどれだけ価値があるかどうか分からないが、20年続いたと人に話すと驚かれる。

 

調べてみると会社生存率という言葉があった。中小企業は設立から10年で倒産する確率90%超だそうで、20年続くのはたったの0.4%だそうだ。1000社のうち4社しか生き残れない。そう思うとよく生き残った、笑。

 

20代の頃、独立することをいつも考えていた。一人で何度も何度も独立をイメージしてたんだと思う。でも一人では独立する勇気も発想もなかなか進めなかった。

 

人は一人ではなかなか変われなんだと思う。誰かのために頑張れる。これは変われない人が自分にスイッチを入れる一つの方法だと思う。僕はそういう機会にに恵まれて、当時、起業する運びとなった。自分だけでないという不思議な力強さ。シナジー効果というのはこういうものだろうか。適切なキャッチボール。この相互関係の感覚は、今セッションしている感覚に生きている気がする。一方通行でない相互関係。

 

今どきはネット環境を生かし、一人一人が自立して、自立した個人同士の対等な関係がニュートラルなのかもしれない。全体性に対応して自分の役割をおこなっていくシェア感覚、共感文化。僕がこれまで過ごしてきたような発想は情報環境的には、あまり必要ないのかもしれない。しかし独立経営体を展開していくということはそんなに変わらないとは思う。その辺りは、下の世代の方の在り方を参考にしつつ、自分の人生を次に進めていきたい。

 

こうした起業にまつわる話をシェアしていくのは、誰かの為に役に立つのかな。失敗を語るとか面白い?大塚さんに話してみると面白いという。今は独立希望する人が多いという。情報やツールの情報はたくさんあるが、持続可能な在り方や考え方は、あまり世に出回ってない情報かもしれない。ではちょっと少しまとめてみようかな。そんな思いがした今日です。教えるスタンスが戻ってくると、15年前に専門学校で講師したことを思い出した。無意識の意識化大事だ。


自分は本当に色々なことに取り組んで来たものだ。潜在意識の中にはきっと色々な能力があるんだろう。ロルファーでもあるし、自分も潜在意識使って、前へと自分を進めていきたい。