今回はセッション10『全身の統合』
今回は今までやってきたセッションを全身につなげるセッション。
足底からの繋がり、前の面、横の面、後ろの面、コアの繋がりなどセッションに入る前に今までやってきたことに関して振り返らせてもらった。
感覚として上半身よりも下半身の緩みや開きが感じてなかったのを伝えると『今回は下半身を中心にやって行きましょう』ということになった。
昔から足首の柔軟性がないのを感じていて踵をつけたままで座ることが出来ず無理に座ろうとすると後ろに倒れてしまうほど足首が硬かった。
まずは左足のふくらはぎから足首にかけてを開いていく。
セッション中、スネの辺りがビクッとなって隙間が出来たような感覚になって空間が出来たおかげなのか下半身が太くなっていくような感覚がある。
左足を終えて立ってみるとやっぱり左足だけ太い。
というよりも右足が細く少し心許ないような感覚になり歩いてみると右足で歩く時に不安定な部分があって少し不安になった。
左足の時には太くなって質量が上がった感覚があるので安心感がある。
しかしアンバランスなので歩くという行為には不安が残っている。
次に右足を行う。やはりやっている最中にスネの辺りがビクッとなり開いていっているのが実感できる。
立ってみると根が張っているような重厚感が下半身に存在している。
歩いてみると足首の柔軟性が上がったので踵から爪先までしっかり使って歩けている。
足裏全体で歩けるようになったおかげで推進力が上がり安心感がある。
そして前のセッションで、骨盤の揺れが、出来るようになっていたのでそれとも相まって重厚感はあるけれど軽い感覚でしっかり地面を歩いている。
歩いてる際にも今までよりもっと見えているものの濃度が上がって明るくなっている。
今までどれだけ足首を動かさずに歩いていたのか実感させられた。
今日もまた今までと質の違う別の体と、全身で動く感覚を感じた。
統合し、ニュートラルになっていくというのは、身体的な体感と動きによるさまざまな気づきが、交互に押し寄せて来る。
体って面白い。