
以前ワークショップで、こういう風に切り出しました。
「こんにちは。さて皆さんは、今自分の体で、どこにいると感じますか?」
意見は分かれました。
脳にいると思うという方。胸、首辺りの後ろの方、喉あたり色々と意見が分かれました。
一番多かったのは脳にいる感じがする方でした。
僕は、昔は断然脳にいるような感じがしていましたが、ある時胸に自分がいるような感じに変わり、胸の自分からみてずっと上に目が遠くを眺めているような感じを感じることがありました。
今は、なんとなくお腹にいるような感じがします。
身体感覚は固有感覚といって、人それぞれに違いますので、別に正解があるわけではありません。
感じようとして感じる感覚でいいのです。一人一人違っていてよいのです。
固有感覚を感じて表現していくことは体にとって大切なことです。
表現ができないでいると、感じやすい人だと、違和感や居心地の悪さを感じることもあります。
言語が簡単で楽ですが、意識化されてない無意識も合わせて表現できた方がいいですね。
アートとか身体表現とか。表現しないと自分の中でズレや歪みが育っていってしまいます。
それを成長させてしまうと自分ではコントロールできない違和感や不快さに育ててしまうこともあります。
時に自分の身体と共にある自分を時に感じてみましょう。
さてあたなは、今、体のどこにいるように感じますか?