オーダーメイド

ロルフィングのセッションを分類をしてみると、体の対して実に様々なアプローチをしています。

 

 

通常の一般的な医学や様々な施術では、構造的にみて、対処、あるいは、起きている炎症や痛みに対して、薬や手術などの処置を施しますが、ロルフィングでは体の全体性の回復を目指していますので、体に関しては、様々なアプローチでみていきます。

 

構造的だけでなく、機能的、エネルギー的、幾何学的、精神生物学的なアプローチというのが基本的にあり、各ロルファーによって、アプローチは変わってきます。

 

また他のテクニックを加えてセッションを組み立てているロルファーもいます。
またアプローチという手法でなく、変容が起きやすい状態、(場のような感じ)環境に身体を導き、体が本来持っている調整力に任せるような身体システムとの対話により自然(ニュートラル)状態に導いていくようなセッションを行う場合もあります。

 

実に様々なアングルから体を見て、変化や効果を見ながらセッションを行っていきます。その為、通常の施術を受けるという感覚からすると、何やってるんだろう?不思議だな。と思うことがあるかもしれませんが、それは前述のアプローチの何かしらが行われているということで、ご容赦いただければ幸いです、笑。

 

言語化できないような変化や変容の場面も多く、どうして?を超えていく変化が生じることもあります。そのような施術を受けるのが初めての方だと魔法のように感じたり、また変化していることには気がつくけど、説明できないようなことも多々あります。

 

説明もある程度するのですが、変化をなるべく深いものにするために、あえて解説せずに、気づきに基づく状態でセッションを進めますが、説明を加えながらセッションを進める場合もあります。その方の知覚が、どこで、体と出会えるか。その思いから、このスタイルのセッションになりました。少し前に、お友達同士で受けに来られた方がいて、セッション後、ロルフィングがどうだったか、二人で話したそうです。そしたら全く違うということがわかり、驚かれている方がいました。一人一人、オーダーメイドのセッションです。