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残り少ないワイン、そして人生の午後:あなたはどちらを見つめますか?

 

 

 

グラスに入ったワインがテーブルに置いてあります。

 

あなたは何を思いますか?

 

「あと少ししか残っていない」

 

「まだもう少し飲める」

 

人間の態度もこれに似ていて、それが一人の人生だとしても、同じような傾向があるように聞きます。物語をたくさん読んでいる人や、何かしらの身体的な支障が出てきた時に、ふと人生について考えてしまうことが多いようです。

 

その気づきによって、憂鬱になったり、焦ったり慌てたり、あるいは開き直ったりと、その人それぞれに違和感と向き合うことになります。

 

人生の後半に入るというのは、年齢を意識し始めるタイミングでもあります。「人生の正午を回った」という言い方もありますね。

 

対策としては、気づかないように活動的に過ごすという方法もあれば、諦めるという方法もあるでしょう。また、見ないふりをするということもできます。

 

価値観は人それぞれに異なるため、正解は一人ひとり違うことが多いです。自分の正解は、自分でじっくり考えたり、普段とは違う時間を過ごしたりする中で見つかることがあります。

 

シリーズで行うボディワークセッションを、自分の人生のフィードバックに使う人も多くいます。心と身体の間を探っていくのです。

 

ワインで乾杯してきた人も、ワインなど飲まずにストイックに生きてきた人も、自分の立ち位置や居場所を探しているのかもしれません。

 

乾杯。今、あなたは人生のどこを歩んでいますか。