
セルフケアでは届かない深層へ・「小脳テント」と「口蓋」の重要性
頭蓋の奥深くには、通常意識することのない重要な構造が存在します。これらは、セルフケアだけではなかなかアプローチが難しいですが、全身のバランスや感覚機能に大きな影響を与えています。
小脳テント:脳の動きを支える重要な膜
小脳テントは、脳の内部にある硬膜という強靭な膜の一部で、大脳と小脳を隔てるように位置しています。この膜の緊張や歪みは、脳の微細な動きや脳脊髄液の流れに影響を与え、自律神経のバランスや感覚統合(触覚、固有受容覚、平衡感覚など)に深く関わります。小脳テントへのアプローチは、身体の深層にある緊張を解放し、平衡感覚の安定や、無意識下の身体感覚の改善、さらには精神的な安定にも貢献すると考えられます。
口蓋:呼吸と顔、そして頭蓋の連結点
口蓋は、口の中の天井を形成する骨で、顎関節、鼻腔、そして頭蓋底と密接に連結しています。口蓋の緊張や歪みは、顎関節症、呼吸の浅さ、顔の非対称性だけでなく、頭蓋全体のバランスにも影響を与えます。口蓋へのアプローチは、口呼吸の改善、顎関節の不調の緩和、顔の歪みの調整に役立ち、間接的に頭蓋のバランスや目の機能にも良い影響をもたらします。これらの深部の構造へのアプローチは、あなたの身体が「アクティブの適正化」を図り、より深いレベルでの「パッシブな受容性」を取り戻すために不可欠です。
「身体・意識の未来創造セッション」で、あなたの知覚を再構築
当サロンの「身体・意識の未来創造セッション」では、プロのロルファーによる独自のタッチを通じて、これらの顔の筋肉や骨格、そして神経系への深いアプローチを体験していただきます。
特に【セッション7】では、デジタル社会で「目の絞り込み」が固着し、見え方が変化している方に焦点を当て、繊細かつダイナミックなロルファーのタッチで、セルフケアだけでは届きにくい頭蓋や、小脳テント、口蓋といった深部の組織に働きかけます。これは、単に血流やリンパの流れを促進するだけでなく、あなたの「見え方」「立体感」「空間認識」といった知覚、そして「世界との関わり方」そのものを再構築する体験となるでしょう。
深遠なる身体の可能性を開き、未来を創造する
顔のセルフケアから始まり、頭蓋の深部にまで至るボディワークは、私たちが普段意識しない身体の奥深くに眠る可能性を開きます。
「人間は進化でなく長く幸せに生きれることを目指し出した」現代において、身体の知覚を研ぎ澄まし、心身のバランスを最適化することは、私たち自身の幸福だけでなく、より良い未来を創造するための礎となります。あなたの身体と意識の奥深くに眠る可能性を、ぜひ「身体・意識の未来創造セッション」で体験しに来てください。