カテゴリ:ぎょうざ



2017/01/15
その時です。さっきまでこちょこちょくすぐっていたはずの 原っぱの草が僕の足と腕をぐっと触っている感じがしてきた。 葉っぱが手や足や胴体が絡まってぐっと大地に繋ぎ止められた。 草はみしみしと音を立ててちぎられながら、 するとまた別の草が手足に伸びてきて、てっちゃんを捕まえた。...
2017/01/14
ある日てっちゃんは友達たちとザリガニ取りをしていました。 少しずつ上流に向かうと大きなザリガニが獲れ出した。 ん、これは大きな川には、 大きなザリガニの親分がいるに違いない! と、てっちゃんは思った。 そして、友達と相談して ザリガニの親分をやっつけようということになり、 川を上っていくことになりました。...

2017/01/13
「まったく、てっちゃんはへりくつばっかり言うんだから」とお母さんは言う。 「だって、そうじゃないんだもん。」 「だって、僕悪くないもん。」 「お母さんだって、たまに、おならするじゃん!それこそ屁理屈だよ!」 言葉を言葉通り受け取って言葉のあげあしを取るのが得意なてっちゃん。 何歳の頃だったか忘れたけど、これはてっちゃんが小さい時の話だ。...